研究業績
- 学術論文
- 解説・報告等
- 特許
- 受賞
- 学会発表
研究内容
通電焼結法を用いた材料合成の研究
通電焼結法(放電プラズマ焼結(SPS),パルス通電焼結(PECS, PCS),電場支援焼結(FAST)などと呼ばれる)は通電加熱を特徴とする加圧焼結法の一種です。型にセットした材料に一軸加圧とともに大電流を印加し,型および材料の自己発熱を利用して焼結を行います。短時間での焼結が可能という利点を有すること,金属,セラミックスなど,さまざまな材料に適用できることから,焼結分野において急速に広まった技術です。本研究室では通電焼結法を用いて,金属材料,熱電変換材料,スパッタリングターゲット,複合材料,蓄光材料などの合成,焼結に関する研究を行っています。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
熱電変換材料の作製と熱電特性の研究
熱電変換はゼーベック効果を利用した熱電発電と,ペルチェ効果を利用した電子冷却という2つのエネルギー変換技術の総称です。熱電発電はどのような温度からでも発電できるという特長から,廃熱有効利用が可能な技術として注目されています。電子冷却は精密な温度制御が可能,騒音や振動がないという利点を有し,小型冷蔵庫等に使用されています。熱電変換は材料の物理現象を利用した技術ですので,材料開発が技術の成否を決めます。本研究室では熱電変換特性に優れた材料開発の指針を得ることを目的として,熱電変換材料の作製方法,構造・組織および熱電特性に関する研究を行っています。
![]() |
![]() |
![]() |