資源作物 ・ 畜産学コース

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コース名



 生物資源科学部農林生産学科資源作物・畜産学コース





分属方法



 分属を希望する場合は、農林生産学科に入学後、2年生前期にコース分けが行われます(定員あり)。




コースの概略


 資源作物・畜産学コースは農林生産学科に属する4つのコースのひとつです.2018年4月に農業生産学教育コースを本コースと園芸植物科学コースと2つのコースに分割して設立しました.資源作物・畜産学コースはイネ,コムギ,ダイズ,サツマイモなどの資源作物(食用作物)とウシ,ヒツジなどの家畜による農作物生産に関する教育と研究を行っています.

 ヒトの主なエネルギー供給源となるイネなどの資源作物および家畜の肉,乳などの動物性食品の安定的な供給と持続可能な生産を目的とした理論,技術を修得し,作物・動物の生産に特化した専門的な知識と理解を深め,それらに関する応用力を養うとともに,地域の農畜産物の生産現場に合わせた食料生産の向上を視野に入れた講義,実習,実験を行います。
 
 イネなどの資源作物や畜産生産物(肉,乳など)はわたしたち人間が食料から得る主要なエネルギー,タンパク質源です.このような主要な食糧を生産しているのが資源作物と家畜ですが,現在,国内外の農業は,地球温暖化に伴う気候変動,生産者の高齢化,関税の引き下げ・自由化に伴う国際競争,農畜産業関連資材の価格高騰,戦争による供給網の寸断といった多様で深刻な問題を抱えています。資源作物・畜産学コースでは,イネ,ダイズ,サツマイモなどの資源作物やウシやヒツジといった家畜に焦点を当てて,こうした自然・社会環境の変化に起因する農業問題の解決に貢献できる人材を育成します。

・1,2年次 講義,実験,実習を通じて農畜産物の生理・生態的特性や管理技術など,生産に必要とされる専門知識,理論,技術を学ぶ

・3年次 コース教員の研究室に分属し,基本的な実験手法を習得しながら,資源作物・畜産学コースについてより高度な専門知識を吸収する

・4年次 実験の成果を卒業論文をまとめ,発表する


 本コースには3つの研究分野があります。詳細は教育研究分野のボタンからご覧ください。