地理学実習

 島根大学法文学部地理学研究室では、2回生と3回生の時に通年で県外でのフィールドワークを伴う地理学実習という実習授業を行っています。 2回生のときには地誌などの基本的なテーマで調査を行ない、3回生のときには各自で独自のテーマを立て調査を行ないます。 調査では県庁や市役所などの公共機関、民間企業に 聞き取り調査を行なったり、市民などに実際にアンケートを取ったりするなど、地域調査のノウハウを2年間で身に付けます。 ここで身に付けた能力は卒業研究はもちろん、社会人としても役立てることができます。
 調査先は過去に調査したことが無く受講生に出身地の人がいない都道府県から、受講生が主体的に選びます。

 過去の実習報告書を掲載しているので、ぜひご覧ください!(色の付いている報告書はPDFを閲覧することができます。)

今年度は岩手県!!

フィールドワーク先は、東北地方の岩手県です!

2021年度 鳥取県巡検報告書

2012年度 鹿児島県巡検報告書

☑はじめに
☑調査対象地域
☑桜島大正噴火と防災について 田中岳人
☑鹿児島県本土における土砂災害分布の特徴 生松良平
☑霧島市の人口増加と企業誘致 石原聖士
☑鹿児島県中心商店街の現状と可能性 松川直人
☑経営面からみる道の駅「桜島」の利用状況について 木上和哉
☑内城と外城の機能と構造の比較ー鹿児島城と加治木城を事例にー 亀井佑太朗

2011年度 北海道巡検報告書

☑はじめに
☑調査対象地域
☑千歳市における工業の発展と地域に及ぼした影響 生松良平
☑観光都市小樽の成立と可能性 松川直人
☑旧産炭地域における炭鉱業衰退による地域への影響と振興策ー北海道夕張市を事例にー 勝又悠太朗
☑北海道旭川市の観光と旭山動物園 門脇舞
☑登別市における温泉地の特性と観光利用 矢野成美
☑コラム 函館六景

2010年度 徳島県巡検報告書

☑はじめに
☑徳島県における本四架橋の完成にともなう物流の変化 矢野成美
☑鳴門市における観光都市への発展に向けた取組みと課題 須山優一
☑徳島県における工業団地の造成過程と地域的波及効果ー板野郡松茂町を中心にー 宇野まさみ
☑阿南市におけるLED産業の成長と地域の活性化 勝又悠太朗
☑徳島県吉野川流域における日射量と土地利用 波多野貴章
☑徳島県におけるフィルム・コミッションの展開と将来の展望 藤本雄一

2009年度 滋賀県巡検報告書

☑はじめに
*滋賀県地誌
☑Ⅰ人口 波多野貴章
☑Ⅱ農業 宇野まさみ
☑Ⅲ工業 須山優一
*調査研究
☑若狭湾と伊勢湾の間を吹走する風の特性 佐々木健
☑長浜市における中心商店街の再興ー黒壁スクエアを事例にー 清野達也

2008年度 静岡県巡検報告書

☑はじめに
*静岡県地誌
☑Ⅰ静岡地域の第1次産業について 佐々木健
☑Ⅱ浜松市のまちづくりー都市部での政策例ー 清野達也
*調査研究
☑調査対象地域
☑遠州のからっ風の性質とその発生要因 橋口司
☑静岡県西部で高温となる時の気象傾向 松本久留美
☑市街地における海陸風の特徴とその影響ー静岡県静岡市を事例ー 小川千春
☑久能地方における石垣イチゴの産地形成と現状 矢野めぐみ
☑「浜名湖ウナギ」の現状とブランドの再興 保科達郎
☑静岡家具産地における課題と展望 森脇理絵
☑静岡市における地場産業活性化プロジェクトの実態 船田かほり
☑清水港の変容と後背地の形成要因 平井薫
☑温泉観光都市熱海の可能性 川上潤一
☑磐田市における在住ブラジル人の現状と課題 奥智則

2007年度 長野県巡検報告書

☑はじめに
*長野県地誌
☑Ⅰ自然 松本久留美
☑Ⅱ農業 矢野めぐみ
☑Ⅲ工業 奥智則
☑Ⅳ観光 船田かほり
*調査研究
☑調査対象地域
☑長野県におけるりんご生産の現状と今後ー三郷村及び中野市を事例にー 春名充
☑外国人観光客増加によるスキー観光地への影響ー長野県白馬村を事例にー 大場諒
☑長野市における中心市街地の再開発事業について 小川千春
☑軽井沢の現状とその取り組み 森脇理絵
☑長野県における市民農園の展開とクラインガルテンの可能性 平井薫
☑長野県の交通における首都圏との結びつきについて 川上潤一
☑過疎地域における集落移転事業の進展ー南佐久郡小海町の集落移転を事例にー 保科達郎
☑下條村における出生率および人口増加の要因 橋口司

2006年度 宮城県巡検報告書

☑はじめに
☑調査対象地域
☑仙台市街の夏季における都市内緑地およびその周辺の温熱環境 大場諒
☑ヤマセによる夏季の気温特性についてー仙台・米山・志津川の風向と気温の比較からー 堀江友彦
☑200海里規制による漁業と水産加工業の変化と今後の展望ー塩釜港と石巻港を事例にー 井田桃子
☑石巻市雄勝町における硯産地の構造変化 永田翔多
☑鳴子町における伝統こけし産業の現状と取り組み 齊藤隆文
☑クラスタ分析を用いた宮城県内の温泉地の分類 鍬ヶ谷吉順
☑県境に位置する蔵王山の観光についての比較と考察ー宮城県蔵王と山形県蔵王を事例にー 松本亜矢
☑プロ野球球団の成立によるホームタウンの形成と地域への波及効果ー宮城県仙台市を事例としてー 兼清聡
☑江戸時代以降の北上川下流地域の集落変遷 島田翠
☑仙台空港の国際定期便の発達と外国人利用の動向 坂本瑞枝

2005年度 長崎県巡検報告書

☑はじめに
*長崎県地誌
☑Ⅰ地形 堀江友彦
☑Ⅱ気候 島田翠
☑Ⅲ自然災害 齊藤隆文
☑Ⅳ農業 井田桃子
☑Ⅴ工業 村松由行
☑Ⅵ商業 兼清聡
☑Ⅶ観光 松本亜矢
☑Ⅷ交通 永田翔多
☑Ⅸ離島 鍬ケ谷吉順
*調査研究
☑調査対象地域
☑長崎の傾城町丸山の空間構成 内田幸織
☑イベントを活用した長崎市の観光事業についてー長崎ランタンフェスティバルを事例としてー 山本史乃
☑長崎市における路面電車交通の役割 田邉直樹
☑長崎市におけるビワ生産 福間聖子
☑長崎県におけるブロイラー産業の経営状況と課題 岡本恵司
☑平戸島における村落の社会構造ー平戸市猪渡谷町を事例にー 村松由行
☑旧産炭地域における観光を中心とした地域振興ー長崎県旧伊王島町を事例にー 長谷川塁
☑島原半島における馬鈴薯生産の地域的特性について 平尾純子
☑長崎県における地域航空 横畠啓道
☑壱岐島における伝統的社会組織の変容ー郷ノ浦町初山西触西ノ南の講中を事例としてー 月元健伍

2004年度 福井県巡検報告書

☑はじめに
*福井県地誌
☑Ⅰ自然 内田幸織
☑Ⅱ農業 平尾純子
☑Ⅲ水産業 田邉直樹
☑Ⅳ工業 岡本恵司
☑Ⅴ商業 横畠啓道
☑Ⅵ観光 月元健伍
☑Ⅶ交通 長谷川塁
☑Ⅷ人口 山本史乃
☑Ⅸ地域開発 福間聖子
*調査研究
☑調査対象地域
☑2002年,2003年に日本近海に大量出現したエチゼンクラゲ 徳山修司
☑冬季雷における特徴 島田健太
☑三里浜砂丘地におけるらっきょの生産と流通 石口彩
☑鯖江市における越前漆器産業の現状と課題 河原悠太
☑鯖江市における眼鏡産業の今後と課題 吉田泰明
☑福井県の魚介類行商人ー越前町を中心としてー 高橋裕介
☑城下町福井における寺町の変遷 堀正樹
☑風聞による宿場町の他国との情報交換ー若狭街道(鯖街道)熊川宿を事例としてー 植田知行

2003年度 香川県巡検報告書

☑はじめに
*香川県地誌
☑Ⅰ自然 高橋裕介
☑Ⅱ農業 徳山修司
☑Ⅲ水産業 島田健太
☑Ⅳ工業 河原悠太
☑Ⅴ商業・貿易 石口彩
☑Ⅵ観光 堀正樹
☑Ⅶ交通 吉田泰明
☑Ⅷ政治・文化・教育 植田知行
*調査研究
☑調査対象地域
☑農産物のブランド化における意義と問題点 岩見美奈
☑香川県におけるオリーブ栽培とその現況 足羽真梨子
☑香川県小豆島における手延素麺事業所の立地展開 坂田和哉
☑香川県内海町における醤油産業の現状 西脇陽子
☑東かがわ市合併の実態と今後の展望 松尾香織
☑高松市における降水量と渇水日数の関連 三村香苗
☑金毘羅門前町における土地利用と町並みの変遷 橋本麻里
☑高松市における讃岐うどんブームの現状 安食優

2002年度 三重県巡検報告書

☑はじめに
*三重県地誌
☑Ⅰ自然 三村香苗
☑Ⅱ農林業 岩見美奈
☑Ⅲ水産業 橋本麻里
☑Ⅳ工業 足羽真梨子
☑Ⅴ商業・貿易 坂田和哉
☑Ⅵ観光 西脇陽子
☑Ⅶ人口と集落 安食優
☑Ⅷ政治・文化 松尾香織
*調査研究
☑調査対象地域
☑三重県における豪雨と災害の分布 田邉靖勝
☑三重県志摩町和具におけるイセエビ漁業の現状 迫野憲治
☑明治期から昭和期における日本人移民の特徴と展開ー志摩町片田出身者を事例としてー 椎名恭子
☑三重県におけるモロヘイヤ栽培の現状 立間智子
☑三重県における茶生産・流通の特徴と今後の展開 篠田圭佑
☑三重県における国際交流活動の現状と課題 永井結香
☑伊賀上野下町における武家地の構造 外田洋
☑鈴鹿サーキットと鈴鹿市産業との関わり 山下雅人

2001年度 熊本県巡検報告書

☑はじめに
*熊本県地誌
☑Ⅰ自然 椎名恭子
☑Ⅱ農牧業 山下雅人
☑Ⅲ水産業 立間智子
☑Ⅳ工業 田邉靖勝
☑Ⅴ観光 迫野憲治
☑Ⅵ人口・都市 永井結香
☑Ⅶ政治・文化 篠田圭佑
☑Ⅷ歴史 外田洋
*調査研究
☑調査対象地域
☑黒川温泉の発展とその要因 森本宏美
☑阿蘇地域における肉用牛飼養の地域的特徴 松本弥生
☑熊本市編入による地域の変容ー旧飽託郡北部町・河内町を事例としてー 金村良和
☑熊本市上通町における都市機能の変化 松原さやか
☑熊本における馬刺し文化の特性 福田健治
☑熊本県におけるい業の発展と近年の動向 渡邊圭子
☑天草地域における公共事業の開発効果について 榊健太郎
☑熊本県葦北郡田浦町におけるデコポン生産 森本康子
☑熊本県人吉市における球磨焼酎産業の現状 岡英恵
☑地方都市におけるプロスポーツクラブの存在意義ー佐賀県鳥栖市を事例としてー 三浦憲太郎

2000年度 石川県巡検報告書

☑はじめに
☑石川・富山両県の海陸風 池原美智子
☑金沢市近郊における大型小売店の進出動向 野呂宣彰
☑石川県における通信販売ーゆうパック「ふるさと小包」を事例としてー 松田尚子
☑金沢における和菓子産業の特徴 福田健治・松本弥生
☑金沢市における仏壇業の展開 岡英恵
☑金沢市における伝統環境保存事業 堀場晶子
☑石川県金沢市におけるコミュニティバスの現状ー金沢ふらっとバスを事例としてー 松本大資
☑石川県のバス事業の推移ー北陸鉄道を中心としてー 日高諭
☑伝統的漆器産業輪島漆器の現状ー後継者問題を中心としてー 田村日見子
☑架橋に伴う能登島の変化について 榊健太郎
☑松任市における水環境整備事業ー七ヶ用水「山島用水」を事例にー 佐藤健一
☑石川県高松町におけるブドウ栽培 森本康子
☑近世加賀国江沼郡庄村における絹織物生産 山﨑晃
☑城下町金沢における金物業について 岡田あい子
☑梯川流域における弥生時代集落の展開 若槻芳充

1999年度 岡山県巡検報告書

☑はじめに
☑笠岡湾干拓地の営農の現状と課題 今岡春男
☑岡山県におけるい業の変容と現状 松田尚子・池原美智子
☑岡山県の粘土瓦工業 田村日見子
☑岡山市内の住宅団地開発の展開過程ー住宅団地の周辺環境・交通面注目してー 野呂宣彰
☑都市近郊村落における住民意識ー岡山市芳賀集落を事例としてー 濱田雄一
☑岡山県における道の駅利用の実態について 太田貴之
☑倉敷市の観光客の動向と観光地の対策 井上淳
☑倉敷チボリ公園開園による周辺地域の変化 羽場理博