研究
研究面においては,設立以来,海藻分類・生態学の研究が成されてきたが,平成10年の梶村教授の定年退官を期にスタッフが入れ替わり,現在,動物生理学,動物生態学,動物発生学の分野へと移行している。
教育面においては,主として本学の生物資源科学部の学生を対象に臨海実習が行われており,夏期休暇中は,学部のカリキュラムが集中する。自然環境,生き物に直接触れることによる体験的な教育を目指している。また学外の学生を対象にしたコースも設けられていて,昭和50年には岡山大学理学部との間に,次いで昭和53年には神戸大学理学部との間に単位互換制度が確立された。さらに昭和56年には,全国国立大学臨海・臨湖実験所所長会議主催の公開臨海実習へと発展的に移行し,現在は全国大学の生物に関心のある学部・学科の学生を対象にした実習が提供されている。また不定期ながら,他学部,他大学の臨海実習も行われる。
研究テーマ
- 大規模ゲノム解析技術を用いた進化ゲノム生物学、環境DNAをもちいた広域生物モニタリング(吉田)
- 頭足類の繁殖生態学、行動生態学(小野)