島根大学 生物資源科学部 生命工学科 連携組織(研究・学術情報機構 総合科学研究支援センター 遺伝子機能解析部門)

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研究・学術情報機構 総合科学研究支援センター 遺伝子機能解析部門

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教授 中川 強(Tsuyoshi Nakagawa)
植物の高度利用を目指して、植物遺伝子工学のコアテクノロジーとなる新しい遺伝子導入技術の開発に取り組んでいます。簡単に遺伝子クローニングができるベクター、2つの遺伝子を同時にクローニングできるベクターを作り上げて来ています。
また、開発した遺伝子導入技術を利用して、植物細胞の形態を制御する信号伝達システムの解析、細胞の発達に関わる小胞輸送因子の解析、花粉の発達に関する研究を進め、植物の生命メカニズムの解明を目指しています。
助教 芦田 裕之(Hiroyuki Ashida)
ラン藻は光合成を営むことができる独立栄養性原核生物で、Synechocystis.sp.PCC6803などいくつかの生物種においてゲノムの全塩基配列が決定されています。このラン藻における有用物質、特にアミノ酸・ペプチドなどの生合成に関与する酵素の構造や機能の解明を行っています。
助教 西村 浩二(Kohji Nishimura)
植物の脂質成分が、個体の発生・成長・環境変化に及ぼす作用について研究しています。特に、高等植物ホスホリパーゼの研究を行っており、植物培養細胞やモデル高等植物を用いて、光形態形成や病原菌感染・創傷応答に関する脂質由来情報伝達系の作用機序に焦点を当てています。将来的には、育種への応用を目指しています。

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(写真左)根端で発現する遺伝子をGFP(緑色蛍光タンパク質)で可視化。細胞壁は赤く染色している。
(写真中央)Synechocystis sp. PCC6803