地域特産開発学

園芸植物の高品質生産を目指して、特に香りに着目し、園芸植物の香りの解析や機能性に関する研究を行っていく。これまで、植物の持つ香りは、農産物や食品において極めて重要な品質要素であるにもかかわらず、園芸植物分野では分析や同定の難しさから、他の品質要素に比べ取り残されているのが現状である。植物の持つ香りは栽培条件や環境要因によって大きく変動することから、島根県における栽培条件等を確立することにより、島根県の地域資源を利用した付加価値の高い農産物や食品への応用等について検討を行う。








植物における香りは、防御や種子繁殖のための役割を担っています。野菜や果樹など青果物や食品として加工したものにおける香りは、風味としてなくてはならないものになります。そこで、野菜、花卉、果樹などの生産,貯蔵、加工における品質,特に二次代謝物質である香りに着目し、その機能性および利用に関する研究を行い、島根県の特産物へ貢献できるように心がけていきます。