施設園芸学

園芸植物(野菜や花卉)には、種子繁殖では有用な形質が遺伝しないものや、雄ずいの花弁化により花粉ができず種子繁殖が困難な植物が多く存在する。それら優良品種の普及のために、効率的な栄養繁殖法の確立を検討している。また、島根大学生物資源科学部附属教育研究センターに植栽されているサクラ140品種を用いて、サクラの休眠制御や開花促進について研究し、サクラ切り花の周年開花法の開発を検討している。さらに、根系への各種処理による高付加価値トマトの生産に関する研究も行っている。








施設園芸において花卉および野菜の効率的な生産方法について研究しています。園芸植物の生理的な機構を明らかにして、それを実際の生産現場に適用させる応用技術の開発を一緒にしてみませんか。