私は元々運動が苦手でした。しかし、身体活動・健康科学コースに進み、さまざまな授業を受けるうちに、このコースに進んでよかったと思うようになりました。また、身体活動・健康科学コースは一学年10人程度と人数が少ないため、コースのみんなで仲が良く、自分の交友関係が広がるのも身体コースの良いところだと思います。
一番印象に残っている授業は「スポーツバイオメカニクス演習」という授業です。この授業ではさまざまな機器を利用してスポーツなどにおける人の身体の動きや筋力などを学びます。普段はなかなか使用することがない機器やあまり経験することがない測定などに触れることができるというのもこのコースの魅力の一つだと思います。
このコースでは運動だけでなく、食や衣服、遺伝といったさまざまな分野について学ぶことができます。そのため、身体を動かすことが苦手な人でも自分の興味がある分野を見つけることができるのではないかなと思います。
2022年度3年在学中
私は「スポーツ心理学」に興味があり、入学時から身体活動・健康科学コースに進もうと決めていました。1~2年生にかけて運動生理学やスポーツバイオメカニクスなどを学びながらも、同じ人間科学部に併設されている心理学コース・福祉社会コースの専門である臨床心理学や児童福祉論なども受講し、スポーツ心理学において必要とされる幅広い知識の土台を作ることができたと感じています。
将来は大学院でスポーツ心理学を専攻し、卒業後は中高の部活生にスポーツ心理学を応用するような活動を行いたいと考えています。
身体活動・健康科学コースは1学年15人前後と人数が少なく、同期はもちろん先輩や先生とも仲良くなれるアットホームなコースであることが特徴です。また研究室は運動生理学や運動処方、スポーツバイオメカニクスのみならず、栄養学やスポーツ素材開発など非常に多岐にわたることも利点で、自分の興味を見つけ学びに活かしていける環境が整っていることも長所です。
2022年度4年在学中
私は入学した時はどのコースに進むのか迷っていましたが、授業を受けたり、周りの人の話を聞いたりしているうちに、身体活動・健康科学コースの分野に興味を持ちました。
このコースの授業では、「スポーツ指導実習Ⅰ(※)」という授業が特に印象に残っています。普段は運動部の部員として指導される立場で活動していますが、この授業では指導されるだけでなく、自分自身が指導する立場となるので、新鮮味があって指導者の面白さと難しさの両方を感じることができました。
このコースに進んでよかったことは、健康関連の業態について多角的な視点から学べたことです。島根県は高齢者が多いので、将来的には学んだことを地元である島根県に還元して島根県を健康で豊かにしたいと考えています。
※新カリキュラムの授業名では「フィットネストレーニング」
2023年度4年在学中