温泉津温泉(島根県 大田市)
![]() 薬師湯 |
![]() 薬師湯 3階テラスより |
![]() 震湯カフェ内蔵丞 |
![]() 温泉津温泉 看板① |
![]() 温泉津温泉 看板② |
![]() 温泉津温泉 元湯 |
概要
島根県のほぼ中央,石見銀山から約15kmに位置する,歴史ある港町に湧く温泉。温泉津港はリアス式海岸の入り江に開かれた天然の良港で,温泉津沖泊は石見銀山で採掘された銀の積み出し港として利用された。石見銀山の外港として栄えた歴史から,温泉津は世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」を構成する資産の一つとなっている。近代では北前船の寄港地として栄え,現在はこの地で産出される珪砂の積み出し港である。温泉は,1300年前に狸が湯につかって傷を癒したという発見伝説が残る「元湯」と明治初期の大地震で湧出した「薬師湯」の二つの源泉がある。効能豊かな湯は古くから湯治場として親しまれ,現在も薬湯として高い評価を受けている。港と一体となって発展したノスタルジックな趣のある温泉街は,2004年に重要伝統的建造物群保存地区に選定された。
泉質:ナトリウム一塩化物温泉(低張性 中性 高温泉)
pH:6.3
泉温:44.4 ℃
入浴した施設
- 薬師湯
感想
歴史ある薬湯です。温泉街も観光地っぽさより,秘湯や湯治場の雰囲気があります。お湯は熱くて長くは入れませんが,体にいいのは間違いなしです。震湯カフェ内蔵丞は,外観も中も素晴らしいです。コーヒーもおいしかったです。石見銀山観光は体力勝負。龍源寺間歩までをどうやっていくかに尽きるのですが,結局歩いちゃいますね。Cafe'住留は築100年の古民家を改造したオシャレなカフェ。ハヤシライス美味しかったです。
訪問 2025年9月
![]() 温泉津温泉街 |
![]() 温泉津港 |
![]() 温泉津 沖泊港 |
石見銀山
大田市大森町にある日本最大級の鉱山遺跡。1526年に発見され,戦国時代に本格的な開発が始まり,江戸時代には日本最大の銀山へ発展した。当時,日本は世界の銀産出量の約1/3を占めていたが,その大部分は石見銀山で産出されたとされ,良質な銀の生産地として当時から世界的に知られていた。その後,産銀量の減少に加え,自然災害などの影響もあり,1923年に事実上閉山した。2007年7月に「石見銀山遺跡とその文化的景観」として,鉱山遺跡としてアジアで初めて世界遺産に登録された。現在,大森には古い街並みに加え,江戸時代の代官所跡,豪商・熊谷家の住宅などの建造物や文化財が保存修理され,往時の面影を残している。江戸時代前期に掘られた坑道跡「龍源寺間歩」が唯一,常時一般公開されている。
![]() 石見銀山 世界遺産センター |
![]() 大森代官所跡 |
![]() 熊谷家住宅 |
![]() 龍源寺間歩 入口 |
![]() 龍源寺間歩 内部① |
![]() 龍源寺間歩 内部② |
![]() 大森の街並み |
![]() 銀山川 |
![]() 五百羅漢 |
![]() Cafe'住留 |
![]() カツハヤシプレート |
![]() ハンバーグハヤシプレート |