松江しんじ湖温泉(島根県 松江市)

松江しんじ湖温泉入り口

お湯かけ地蔵尊

ホテル一畑

夕景湖畔 すいてんかく

すいてんかくからの宍道湖

ちどり湯

概要

宍道湖北側に面する地下1,250mから湧き出す温泉。泉温は77度と高温なうえ,湯量が豊富。当初は松江温泉と言われていたが,広く松江市民から親しまれる名前を募集し「松江しんじ湖温泉」と改称した。温泉街の西の外れにある湯元には,その恵みに感謝して「お湯かけ地蔵尊」が祭られており,お地蔵様に湯をかけて手を合わせれば健康と幸せになれるとされている。宍道湖の自然が育んだ「宍道湖七珍料理」が名物。四季折々の湖の美しさと夕日の美しさは全国的にも有名で,古くは小泉八雲をはじめ多くの文豪が訪れたとされる。

泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩
pH:不明
泉温:77.2 ℃

入浴した施設

  • ちどり湯
  • 夕景湖畔 すいてんかく
  • ホテル一畑

感想

泉温・泉質ともに恵まれ,展望風呂からの宍道湖の景色は絶品です。すてきな温泉街だと思います。「松江しんじ湖温泉駅」は映画「RAILWAYS」の舞台となった一畑電鉄の松江側始発駅です。電鉄線沿線は,古き良きローカル線で見所満載です。
松江城および堀川遊覧は松江を代表する観光地です。どちらも素晴らしいです。松江名物「ぼてぼて茶」は食べることのできるお店が少なくなりましたが,伝統ある味です。ぜひトライして下さい。


一畑電鉄 松江しんじ湖温泉駅①

一畑電鉄 松江しんじ湖温泉駅②

宍道湖七珍料理(すいてんかく)

松江しんじ湖温泉駅前足湯①

松江しんじ湖温泉駅前足湯②

宍道湖しじみ館足湯

松江城

1611年,堀尾吉晴が築城。天守の屋根に「千鳥破風」と呼ばれる装飾が施されていたと推定されることから別名「千鳥城」と呼ばれる。全国で現存する12天守のうちのひとつで,2015年7月に国宝に指定された。松江城山公園は「日本さくら名所100選」にも選ばれた桜の名所。紅葉スポットでもある。


松江城入口

松江城天守①

松江城天守②

堀尾吉晴像

松江城公園 桜

松江城公園 紅葉

ぼてぼて茶

松江藩七代藩主・松平治郷は,石州流茶道を基に独自の茶道を目指した大名茶人・不昧として知られ,貧窮する藩財政を立て直すとともに松江に茶の湯文化を広めた。現在も不昧公と呼ばれ親しまれている。「ぼてぼて茶」は熱い番茶に、茶の花のほか、飯や豆腐、黒豆などを入れてかき混ぜ、泡立ったものを飲む。由来は諸説あり,たたら製鉄の職人の労働食という説や,不昧公が鷹狩りに出かけた際に飲んでいたものという説などがある。茶の精神を庶民なりに味わうことを良しとする「茶どころ松江」を象徴する飲み物。松江は和菓子も有名。写真が不昧公がお茶会で用いたとされる菓子を復元した銘菓「若草」。


ぼてぼて茶 松江城「ちどり茶屋」にて

ぼてぼて茶 具材投入後
よもぎ若草

ぐるっと松江堀川めぐり

1997年に就航した松江城のたもとを囲うように造られたお堀を約50分かけて周遊する観光遊覧船。城と堀が当時のまま現存する城下町は珍しく,堀を一周できる遊覧船は全国で唯一。

ページの先頭へ
島根県の温泉へ
温泉トップへ