出雲須佐温泉(島根県 出雲市 佐田町)

概要

出雲市南部・佐田町は,須佐之男命が八岐大蛇を退治したあと,稲田姫と一緒に住んでいたと伝えられ,周辺には数多くのスサノオ伝説が残されている。ゆかり館は佐田町のシンボル・須佐神社に隣接した場所にある。温泉法に定められた19種類の溶存物質のうち,5種類を規定量以上に保有する全国的に見ても珍しい泉質が自慢。

泉質:ナトリウム・カルシウム硫酸塩・塩化物泉(低張性中性温泉)
pH:不明
泉温:41.0 ℃

入浴した施設

  • すさのおの郷 ゆかり館

感想

出雲から立久恵峡を超えて,松江から結構なドライブです。佐田町全体がすごく静かな町で,ゆかり館はさらに山の中にひっそりたたずんでいる気がしました。泉質よく,おすすめです。令和7年,佐田神社に参拝したときには休業中でした。復活を期待します。須佐神社,八雲風穴と見どころもたくさんです。風穴は驚くほど涼しい。というより寒いです。

須佐神社

出雲市の南,神戸川の支流・須佐川のほとりに鎮座する。全国で唯一,日本神話の英雄・須佐之男命の御魂をお祀りする神社。御祭神は他に,稲田比売命,足摩槌命,手摩槌命。「出雲の大宮」と称えられ,日本一のパワースポットとして人気が高い。

八雲風穴

須佐神社から車で5分ほど,寺院「福泉坊」のすぐ隣に位置する。冷い風が吹く地域であることから「清涼山」と呼ばれ,真夏でも 10℃前後の冷風が流れ出ている。一般的な溶岩洞窟による風穴現象と異なり,岩間を流れる空気が地下水によって冷却されていると考えられている。古来より「天然の冷蔵庫」として利用され,現在も夏季だけ風穴内部に入ることができる。

ページの先頭へ
島根県の温泉へ
温泉トップへ