伊香保温泉(群馬県 渋川市)

石段街入口①

石段街入口②

飲泉所

伊香保温泉とどろき

伊香保温泉石段の湯

伊香保露天風呂

概要

群馬県の中央部,標高約700mの榛名山の中腹に位置する温泉地で,万葉集にもその名が記された歴史ある名湯。榛名山二ッ岳の火山活動によって湧出したとされ,第11代・垂仁天皇の時代に発見されたという説と,天平時代に高僧・行基が発見したという説の2つが伝わる。シンボルである石段は,1575年の長篠の戦いで敗れた武田勝頼が,負傷兵の治療のため源泉を浴舎に引湯する目的で,真田昌幸に命じて築かせたと伝わる。その後,拡張・改修を重ねた結果,現在の石段は365段あり,これは「1年を通じて温泉街が賑わうように」との願いが込められている。石段の頂上には温泉の守り神である伊香保神社が鎮座している。伊香保神社から徒歩5分程度,湯元付近に架かる木造の赤い吊り橋「河鹿橋」は春の新緑,秋の紅葉の名所。古くから名湯と謳われた茶褐色の「黄金の湯」と,近年湧き出した無色透明の「白銀の湯」という全く性質の異なる2種類の源泉を持つ。

黄金の湯
泉質:カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素泉・塩化物温泉(低張性中性温泉)
pH:6.4
泉温:41.2 ℃

白銀の湯
泉質:温泉法第二条に規定するメタけい酸の項により「温泉」に該当 (低張性中性冷鉱泉)
pH:6.4
泉温:21.5 ℃

入浴した施設

  • 伊香保温泉とどろき
  • 伊香保温泉石段の湯

感想

渋川駅からバスで30分ほど。温泉街はアップダウンが激しいです。石段はそれなりにきついですが,周りにいろいろあって楽しいのであっという間です。河鹿橋もロープウェイ山頂からの景色も美しいです。お湯は黄金の湯はありがたい感じ,白銀の湯はやわらかい感じがします。さすが群馬の名湯。


石段街①

石段街②

石段街③

河鹿橋①

河鹿橋②

河鹿橋③

伊香保神社(石段頂上)

おみやげやさん(石段ほぼ頂上)

伊香保みやげ

伊香保ロープウェイ

1962年に開業したロープウェイで伊香保温泉街の「不如帰駅」と上ノ山公園の「見晴駅」間を結ぶ。全長499m,高低差189mで所要時間は4分。不如帰駅の名称は明治の文豪・徳冨蘆花が伊香保を舞台に執筆した小説『不如帰』に由来している。

ロープウェイ 不如帰駅 ロープウェイからの伊香保温泉街
見晴駅① 見晴駅② ときめきデッキからの伊香保温泉街

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