コース概要
果物、野菜、花などの園芸植物を材料とし、植物資源開発、植物工場、園芸植物利用における専門知識について教育すると共に、地域の自然環境を生かした園芸植物の効率的生産、品質改良、6次産業化などに関するフィールド実習及び研究を網羅した特色ある教育を行うことで園芸生産や利用分野で活躍する技能を有した人材を育成します。
人々が豊かな生活を送る中で、園芸作物に対する色、形、香り、そして食味などの様々なニーズが増加しています。また、消費者の健康や食の安全、地域ブランドに対する関心の高まりもあります。園芸植物科学コースでは、ブドウ、カキ、メロン、イチゴ、ダイコン、トマト、サクラ、ツツジといった果物、野菜および花を主な対象とし、栽培管理・作型、育種・遺伝資源、貯蔵・加工,機能性・特産品開発などについて学びます。1、2年次において講義、実験、実習を通して園芸植物の生理学や遺伝学の基礎的知識をはじめ、育種法や栽培技術に関する専門知識を学びます。3年次からは課題研究(特別研究+卒業研究)に取り組み、栽培試験や品質調査をはじめ、機能性成分分析や遺伝子解析なども行い、園芸植物の品種開発や高付加価値化に向けた栽培・加工技術の改良を目指します。
1年次 |
2年次 |
3年次 |
4年次 |
クロス教育 |
専門科目 |
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基礎実験 |
研究室活動 |
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クロス教育 |
クロス教育 |


取得可能な資格

教育職員免許状 高等学校一種(農業・理科)

教育職員免許状 中学校一種(理科)

食の6次産業化プロデューサー


主な進路・就職先
大学院進学、地方公務員(研究・普及・行政)、高校教員、JA、農業、農業系企業、食品製造販売業、流通業、小売業