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研究 Research
＜生態工学と土壌生態系の機能＞
土には様々な機能があります。植物生産の場、水の保持，物質循環・保持能力、土壌動物のすみか、構造物の土台などの機能があります。身近なものとして、医薬品や化粧品、陶磁器にも使われています。このような土壌生態系の持つ機能を利用して、水質浄化や有機性廃棄物の有効利活用に関する研究を行っています。土壌圏の生態工学と言う、人類と自然との共生を可能にする比較的新しい分野の研究です。加えて、地域未利用資源の発掘と循環利用技術の開発を通して、地域再生に資する研究活動も行っています。
＜研究室方針＞
「持続可能な食糧生産」「循環型社会の形成」「水環境の修復」などの社会要請に応えるために、土壌資源・生態系の持つ「植物生産」「生物多様性維持」「環境浄化」の機能を自然科学の視点から解明し、それらの機能の制御・強化を可能にする工学的技術および利用方法について、国内外の種々のフィールドにおいて研究を行っています。
具体的な研究活動としては、実験室における土壌、植物、水の理化学分析、室内野外での水処理や植物栽培試験、野外調査・観測を「水環境分野」「植物栄養分野」「森林環境分野」「微生物生態分野」「生命工学分野」の各研究室と協力しながら行っています。
＜研究内容＞
＜学外機関との連携＞
- カナツ技建工業 2002-2005 「都市エリア産官学連携促進事業」ほか
- 藤井基礎設計 2002-2004 「都市エリア産官学連携促進事業
- 栗田工業 2002-2005 共同研究
- 共立 2004-2005 共同研究
- インドネシア、アンダラス大学、工業貿易研究センター、国立土壌研究所との研究協力
- タイ、カセツァート大学との研究協力