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ヤエムグラ
ハクサイ
ナズナ
ダイコン
セリ
スズメノテッポウ
スズメノカタビラ
スギナ
胞子茎をツクシと呼ぶ.
ソラマメ
オランダミミナグサ
花弁に切れ込みがある.茎が緑色でやや粘る.
オオイヌノフグリ
タチイヌノフグリより大型.花弁に紫の筋がある.
ジャガイモ
ヒメオドリコソウ シソ科の特徴である唇形花
セイヨウタンポポ 総苞片(がく)が反り返るのが特徴。
シロバナタンポポ 山陰ではよく見かけるタンポポ
キンポウゲ科のキツネノボタン
ウマゴヤシと同じマメ科のカラスノエンドウ
ウマゴヤシ
クローバーの葉に似ていますが、花は黄色で、形も違います。右はウマゴヤシの花を大きく撮したものです。マメ科の花の特徴である蝶形花をしています。
春の雑草
島根大学の圃場に生えている雑草の一部を写真にしました。
3月中頃の麦畑 左から二条オオムギ、六条オオムギ、エンバク、ライムギ、裸麦です。
ムギ類
第1回 春の圃場観察・植物の器官と呼称

植物の器官と呼称

植物の栄養器官は大別すると根,茎,葉に分かれます.さらに葉は葉身,葉柄,托葉(イネ科では葉身と葉鞘など)に分けられます.

双子葉植物の葉は葉身,葉柄,托葉からできていることが一般的です.たいていは葉身が光合成を行い,葉柄は葉身と茎をつなぐだけであり,托葉はあまり目立たないのですが,中には托葉が大きく発達する植物もあります.左のエンドウはその一例です.

イネ科の葉は葉身,葉鞘,葉耳,葉舌などからできています.穂や花のない状態でイネ科を分類するのは難しいですが,葉舌,葉耳の携帯がてがかりになります.

例えば,イネによく似た雑草であるタイヌビエは葉耳も葉舌もありません.イネは発達した葉耳と葉舌を持ちます.夏の畑の主要雑草であるエノコログサ(葉舌が毛状),イヌビエ(葉舌がない),メヒシバ(葉舌が膜状)も葉耳,葉舌の形態から見分けることができます.

茎と葉が接続する部分を節,節と節の間を節間といいます.

植物の中には葉が退化して,茎が主に光合成するものがあります.下のイグサもその一例です.有用植物には特徴的な形態を持つものが多数ありますが,人類が多数の植物の中から,特徴的な形態から有用性を見いだしてきたといえます.