管原 庄吾 

管原 庄吾 (Shogo SUGAHARA)
博士(理学) (島根大学)
学術研究院環境システム科学系 講師
 

 

担当:
大学院自然科学研究科 環境システム科学専攻 物質化学コース
大学院総合理工学研究科 総合理工学専攻 物質化学コース
総合理工学部 物質化学科

 

島根大学硬式野球部 副部長

 

 

略歴

  • 2003年 3月 福岡県立伝習館高等学校 卒業
  • 2007年 3月 島根大学総合理工学部物質科学科 卒業
  • 2009年 3月 島根大学大学院総合理工学研究科博士前期課程物質科学専攻 修了
  • 2012年 3月 島根大学大学院総合理工学研究科博士後期課程マテリアル創成工学専攻 修了
  • 2013年 5月 東京大学大学院新領域創成科学研究科 特任研究員(2013年11月まで)
  • 2013年12月 島根大学大学院総合理工学研究科物質化学領域 助教
  • 2017年 4月 島根大学大学院総合理工学研究科物質化学領域 講師
  • 2018年 4月 島根大学学術研究院環境システム科学系 講師(組織再編のため)大学院自然科学研究科物質化学コース担当

 

受賞

  • 2008年 8月 日本分析化学会中国四国支部長賞
  • 2017年 9月 第82回日本陸水学会優秀ポスター賞 
  • 2019年 9月 優良教育実践表彰 受賞

 

【研究者情報・業績リスト】
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研究テーマ1(概略)

硫化水素を指標とした汽水域の水質評価
 硫化水素は,生物に対して強毒性を示し,化学的には強力な還元作用を示すことで知られています。また,環境水中では,硫化水素を生成する微生物の特性上,硫化水素は悪化した環境でしか生成されない物質です。そこで,この硫化水素を定量することで,悪化したところがどのぐらい悪化しているかを評価する事が出来ます。
 

研究テーマ2(概略)

メタンを指標とした汽水域の水質評価
 メタンは,二酸化炭素の約25倍の温室効果を持つ地球温暖化ガスです。汽水域には,海水由来の硫酸イオンが多量に存在するため,一般的にメタン生成は起こり難いと言われています。しかし,汽水域でも”条件さえ整えば”高濃度(70万ppm (70%))のメタンが生成・蓄積することが分かっています。 また,メタン生成は,微生物還元過程の最下位に位置するため,メタンを指標とすることで水質悪化の度合いをはかることができます。当研究グループでは,国内の汽水域におけるメタンの調査を行っています。

 

採水の様子

 

地球温暖化ガス測定のための前処理の様子

連絡先

〒690-8504
島根県松江市西川津町1060
島根大学大学院自然科学研究科物質化学コース

 

・管原庄吾
TEL/FAX 0852-32-6411
E-mail suga[at]riko.shimane-u.ac.jp 
※[at]を@に変更してください。