PSTrickを使ってみた

ProsperとPSTrick
プレゼンテーションをする機会が多くなってきたが、世の中ではPowerPointなるものがよく使われているようである。私も、使おうと試みたことがあったのだが、難し過ぎて使えなかった。よく他の人は、こんな使いにくいものを使えるものだと関心する。 そこで、TeXを使って行うのだが、使うものは、普通のTeX、slide class、seminar class、と変遷を経て、現在はProsperを使っている。見た目がきれいなものが作りやすいので、重宝している。 図を書くときに、picture環境ではうまくいかなかったので、PSTrickを使ってみた。Prosperでも使われているので、なにも宣言しないで良い。unitlengthの代わりに

\psset{unit=1mm}

と宣言して、picture環境の代わりにpspicture環境にして、putの代わりにrputとすれば、picture環境と同じことはほぼできるようである。

\pscircle[linestyle=none,fillstyle=gradient,gradbegin=cyan,gradend=blue](0,60){20}

などとしてみたが、半径指定であることが、picture環境のcircleとの違いでしょうか。あと、putするわけではない点も違うか。今後、PSTrickも徐々に使えるように勉強しよう。

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matrix.rbのinv

逆行列がうまく計算できない。
matrix.rbをつかって、行列を計算していて、なんだかおかしいので、自分の組んだ部分にバグがあるのかと思って、いろいろと調べていたが、分からない。pで、途中の変数を表示して調べていると、逆行列がうまく計算できていないようだ。 invを用いて逆行列を計算しているのだが、

Matrix[[1.66533453693773e-16, 0.0, -0.5, -0.866025403784439],
[0.0, 1.66533453693773e-16, 0.866025403784439, -0.5], 
[-0.5, -0.866025403784439, 1.66533453693773e-16, 0.0], 
[0.866025403784439, -0.5, 0.0, 1.66533453693773e-16]]

の逆行列を計算すると、変な値になってしまう。matrix.rb中ではどのように逆行列を計算しているのかは読んでいないが、どうも通常良く用いられる余因子を使った計算ではないようだ。自分で書いても良いが、面倒なので、今回は直交行列しか用いないことにして、transposeで代用することにしよう。

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matrix.rbのeql?

バグかも知れない
行列の計算をしていて気がついたのだが、matrix.rbの中に書き間違いがあるかも知れない。Matrix classの中には、

alias eql? ==

という定義がされているのだが、Vector classには、

alias eqn? ==

という定義がある。eqnは通常equationの略として使うように思われるので、おそらくこれはeqlの打ち間違いではないかと思う。1.8でも1.9でもそうなっていたので、まだあまり気づかれていないのだろう。こういうことはどこに報告すれば良いのか分からないが、ここに書いておくと、誰かが見付けて報告してくれたりしないかな。

2008/9/15追記 なんか、bugレポートがされているようだ。書いてみるもんだ。

2009/4/4追記 Lennyのruby1.8でもまだ変更されていないようだ。bug reportではもうclosedになっているんだけどな。

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rubyの同一の判断

arrayと==
最近、四次元について考えているが、やはり人間は二次元から三次元の動物で、四次元はなかなか頭で描くことができない。そうなると、数学で考えるしか無い。 Matrixの==の定義を書き換えて、多少値が異なっても、同じものだという判断をするようにしてみたが、同一の判断にはいろいろあるようで、思ったように動くときと、動かないときがある。 たとえば、arrayのinclude?は良いようだが、arrayの==や-やuniqはうまくいかないようだ。この判断には、Matrixの==を使っていないのかな。 arrayの中身の処理は、どのようにしているか分からないので、本当は短く書きたいのだが、include?等を使って、その部分を書き下すことによって処理している。arrayの中で使っている同一の判定を書き換えれば良いはずなのだが。

2008/8/7追記 eql?かと思ったが違うようだ。hashを使っているのかもしれない。

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emacsのビープ音

xemacs21のビープ音を消した。
emacs21にいつ移行しようかと思いつつ、xemacs21を使い続けているが、エラーのときにビープ音がうるさいので消してみた。設定ファイルに

(setq visible-bell t)

を追加すると、ブザーの代わりに画面が反転するようになる。でも、意外に目にうるさい感じがする。反転もしなくする方法もあるとは思うけど、どうするのかな。

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To make pdf using Windows

Windowsでpdfをつくるのは面倒なようだ。
Acrobatを入れれば良いのだろうが有料だし、と思って調べてみたら、方法を見付けた。まず、AdobePSプリンタドライバというのがあるので、それをdownloadして、インストールする。その際、ポートとしては、ローカルのFILEを選択する。すると、印刷のところからPSを作れるようになるので、ps2pdfで変換すれば良い。Acrobatで変換したときと、フォントが違うようだが、まあ大きな問題ではないだろう。 標準でPSも作れないWindowsもどうかと思いますが。まあ、OpenOfficeを使うか、TeXを使えば良い話なので、あまり利用価値はない気がしますが。

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debianでスキャナー

Linuxでも簡単にスキャナーが使えるようになってきた。
まずはsaneをインストール。

sudo aptitude install sane sane-utils

使ったのは、canonのN1220Uというスキャナーだが、これをUSBにつないで、

sane-find-scanner
sudo scanimage -L

として、うまく認識していることを確認したのち、

sudo scanimage |convert - temp.png

として、データを取り込む。しかし、デフォルトの設定をかえるオプションがわからなかったので、

sudo xscanimage

としたら、windowsなんかでよくあるような感じで簡単に指定できた。あとはimagemagickで変換でもなんでもすれば良いだろう。

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beep

タブ補完のときのビープ音がうるさかったので、消した。
これまで、あまり気にしていなかったが、他の人に迷惑かなと思って、ターミナルのビープ音を消してみた。/etc/inputrcのset bell-style noneの部分のコメントアウトしてあるのを、#を消して有効にすれば終わりです。 他のアプリケーションに関しては、どうするのかな。

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ROXの設定

エディターの設定
acroreadを使っていると、defaultのeditorがなぜかacroreadに設定されてしまった。以前もそんなことがあったので、何か悪さをしているのだろう。起動するアプリケーションは、 .config/rox.sourceforge.net/MIME-types/ に設定ファイルがある。このtext_plainが書き換えられているようだ。/usr/share/rox/Choices/MIME-types/text を参考に、

#! /bin/sh
exec x-terminal-emulator -e sensible-editor "$@"

としたら、無事nanoが立ち上がるようになった。

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latexで書類作成

提出書類をplatexで準備
書類のほとんどがwordやexcelで出すように強要される。せめてopenofficeを使って欲しいのだが、世の中はそう簡単には変わらないようである。 Linuxユーザーとしては、これをどのように処理するかが問題なのだが、これまでは最後だけwindowsマシンで処理して提出するという手段でごまかしてきたが、今回はlatexで処理してみた。 まず、windowsマシンで書類をpdfに変換してもらう。これよりあとはすべてlinuxマシンで行うことができる。そして、acroreadでページ毎のpsを作る。このとき、printerの設定をcustomにしておかないとあとでエラーが出た。ps2epsでepsに変換すれば、それらをwatermarkとして背景にして文字を書き込んでいけば良い。 注意しなければいけないのは、watermarkとして文字を書き込んだ場合には、ページが出力されないので、phantomをつかって、何かの文字があるようにしておかないといけない点です。連続したページの場合には、本文として文字を書き込んで、watermarkはthiswatermarkとwatermarkでページの背景を作りわけると良い。

2009.10.12追記 watermark.styはdebian lennyではtexlive-latex-extraに入っているらしい。

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