inspiron mini9の分解

三回目の分解
いろいろと調べていたら、デルのサポートに分解の仕方が載っていたので、つい我慢できなくなって分解してみた。特に電源のコネクタの付近を見てみると、基板に直接半田付けしてあると予想していたが、実は簡単に取り外しができる仕組になっている。ちなみにその部品のタグには、DC CABLE KIZ00 DC301004Z00 REV:1.0 SUYIN 2009/01/11と書いてあった。 折角なので、コネクタのサイズを測ってみた。高さは10.0mm、幅が7.2mmなのだが、前面から3.3mmのところから2.0mm奥まで太くなっていて、最大の幅は9.0mmである。この出っぱりで位置が固定されるようになっている。奥行きは11.5mmである。張ってあるシールには090108となっているが、これは型番ではなく製造日かな。この部品の5.5x2.1のものが見付かれば、それに交換してしまえば、汎用のACアダプタが使い易くなるはずである。 もう一つ気がついたのは、バッテリーをはずしたところに穴があって、何かを増設できるポートを付けるランドがあることだ。端子のスペースは7つなのだが、このような規格のポートってなんだろうか。

2009/4/19追記 バッテリーの裏のポートは、SIMカードスロットらしい。ピン配置を調べておけば、何かの拡張に使えるかも。

12345678
VccResetClockReservedGNDVppI/OReserved
てな感じらしいんだけど、8はアンテナらしいので、省略されて7個なのかな。SIMカード自体をあまり理解していないので、よく分からないな。
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inspiron mini9の電源

今後の改造用のメモ
inspiron mini9の電源は、19V,1.58Aのセンタープラスで181.4844gであった。特徴的なのは、コンセントの向きが通常のものとは90度違っているという点だ。テーブルタップの端につけることになるのだろう。さらに、DCプラグは日本では特殊な5.5x1.7というものだ。一方バッテリーは14.8V,32Whとなっていて、209.5133gだった。 おそらく、バッテリーへの充電を考えなければ、電源は15Vの1A程度で十分なのだろう。秋月で探すと、15V,0.8Aとか15V,1.2Aのものが約110gである。標準の電源とバッテリーをはずしてこれを使うと約280g軽くなるはずだ。今度秋葉に行ったら買っておこう。しかし、DCプラグをどうするかが問題だ。

2009/3/18追記 手元に15V,0.8Aの超小型ACアダプターがあったので試してみた。ちなみに約64.8g。5.5x2.1だったので、端子の径の差を埋めるために、0.1mm厚の銅箔を二重に巻いてコネクタの内部に仕込んで、いざ起動と思ったら動かない。電源からの供給では、15Vでは動かないようだ。電圧可変の電源を使って調べてみると、17.9Vではそれなりに動いたが、17.8Vだと少し使用すると落ちた。最低でも18Vは必要なようだ。ちなみに電流の方は、0.7Aを越えることはほとんどなかったので、通常の使用では、0.8Aもあれば十分なようだ。

2009/3/25追記 家をさがしたら、使えそうなACアダプタをみつけた。昔のmebiusの電源で、19V,3.2Aでコネクタも5.5*1.7のようだ。使ってみたらそれなりに動いた。これで家に電源を持ち帰らなくてよくなる。

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inspiron mini 9が到着

ubuntuかdebianか
2/26に注文していたDellのinspiron mini 9が本日手元に届いた。ubuntu版のメモリ2GでSSDが32Gのものだ。windows無しのものを前々から欲しいと思っていたが、デスクトップは新しいものに更新されるのはずいぶん先のことになりそうなので、勢いで注文してしまっていたものだ。 ubuntuはしばらくいじっていたが、耐えられずにdebianをインストール。swap無しで、lennyの標準システムとラップトップとxfce4をインストールした。後は細かいものを入れていったが、問題になると思っていたものが三つあった。SDとcameraとディスプレイの外部出力だ。このうち、前の二つは、何も意識しないで認識されていた。最後の課題はとりあえずは動いていなかったが、これは宿題かな。その後、いろいろと設定していたが、おそらくalsaの設定をミスったのか、起動できなくなってしまった。 もう一度インストールする時には、同じことをするのも面白くないので、今度はubuntuをrecoveryした。ubuntuが使いにくいと言っても、GNOMEが使いにくいわけだし、xfce4に替えれば使い易くなるのでは無いかと思ったわけだ。アプリケーションの追加には無かったので、aptitudeでrubyとxfce4を入れて、起動時にセッションを選択したら、無事起動した、と思ったら、邪魔なランチャーが出て来る。Alt+F4で殺せばxfce4の画面になるところまでは良かったが、設定で画面が小さすぎてうまくいかない。debianのときは感じなかったのに。 仕方がないので、GNOMEに戻っていろいろとカスタマイズしていたら、デスクトップモードの変更というところで、ランチャーは無くせることが分かった。また、設定の電源管理のところで、蓋を閉じたときにサスペンドに入らないようにしたりした。まあ、多少耐えられるようにはなってきたが、いつまで耐えられるかな。 しかし、ショックだったのは、inspiron mini 9を調べたら、今はメモリ2GでSSDが64Gのものが、さらに値下げして売っていたことだ。cameraは無しだけど。うむむ。

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https用のpem

Rubyでのhttpsへのアクセスに成功
これまで、認証を少しさぼってはアクセスできていたが、ようやくpemを作ってきちんとアクセスすることに成功した。具体的には、Debian LennyのFirefox(正確にはIceweasel)で以下のようにしてpemファイルを作った。 まず、目的にhttpsのサイトにアクセスする。右下の鍵のマークをダブルクリックしてセキュリティを表示する。View CertificateをクリックしてDetailタブを選び、Hierarchyの一番上のものを選んで、Exportを押すと、pem形式でセーブされる。これをroot.pemなどという名前にしたら、以下のようにしてアクセスできる。

https = Net::HTTP.new(host,443)
https.use_ssl = true
https.ca_file='root.pem'
https.verify_mode = OpenSSL::SSL::VERIFY_PEER
https.verify_depth = 5
https.start { |w|
  response = w.get('/index.html')
  puts response.body
}

SSLのことはさっぱり理解していないが、これでおそらくきちんとしたアクセスなのだと思う。

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rubyでhttps

ようやくhttpsにアクセスできた。
ずいぶん前からrubyでhttpsにアクセスしたくて、いろいろと試していたが、なかなかうまくいかなかった。まだ不完全なのだが、やっとアクセスすることができた。まずは、

aptitude install libopenssl-ruby

としてSSLを使えるようにする。そして、たとえばこんな感じのプログラムでアクセス。

https = Net::HTTP.new(host,443)
https.use_ssl = true
https.verify_mode = OpenSSL::SSL::VERIFY_NONE
https.start { |w|
  response = w.get('/index.html')
  puts response.body
}

不完全というのは、署名の検証をしていないという意味で、本当はpem形式のファイルを取得しないといけないのだが、IEをつかって取得する方法は見付けたが、firefoxでは方法が分からなかった。rubyでもできるはずな気がするが。いずれにせよ、アクセスできてもその先はソースを読まないといけないので、気が進まない。

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メインマシンの性能

最新のPCとの差
新しいメンバー用のPCを買うために、PCの性能と価格を調べていたのだが、最近の性能の向上には関心する。2GBのメモリと500GBのハードディスクが標準になっているようだ。 一方、私がメインに仕事につかっているPCを調べてみたら、メモリは256MBだった。ハードディスクは、後から自分で増設して、三台内蔵しているので、どれがオリジナルなのか分からなくなってしまっている。このPCは個人が仕事につかっているものとしては、研究室内ではもっとも遅いPCである。ちなみに、このメモリの量は、ubuntuがインストールできる下限であるらしい。Debianはもっと少なくても大丈夫だろうが。 他のほとんどの人はWindowsをつかっているが、Windowsはしばらく使っていると不安定になる仕様になっているようで、そうすると新しいPCに替えるようである。私はLinuxを使っているので、不安定になることはほとんどなく、そのためにPCがなかなか新しくならない。私が一台目を使っている間に、二回もPCを替えている人もいる。 Debianもlennyがリリースされたので、PCも新しくしたいのだが、特に不安定になって仕事ができないわけではないので、なかなか難しいだろう。

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Xming

CygwinとXmingとVNC
WindowsではXを使えない。普段はLinuxを使っているが、ときどきWindowsで仕事をしないといけない場合がある。しかし、Xを使えないと非常に不便なので、なんとかする必要がある。これまでは、cygwinをよく使っていたのだが、Windowsをメインに使っている人には、VNCを薦めている。最近、Xmingというものもあることを知った。これは、Windows上で、sshで接続してXを起動できるものらしく、remoteログインしてXを使うときには便利なようだ。もっとも、unixのコマンドが使いたい場合には、cygwinも捨てがたいが。cygwinのコマンドとXmingのXを使えば良いのかな。

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LennyでGPIB

SargeからLennyへ
研究室で唯一残っていたSargeのマシンをLennyに入れ換えた。このときに問題になるのがGPIBである。正式なリリース前に練習しているので、それほど苦労しなかったが、そのときとは多少違うようだったので、記録しておこう。パッケージのインストールは、

aptitude -y install gpib-modules-source
module-assistant auto-install gpib
aptitude -y install libgpib0-dev

で終了する。必要に応じて/etc/gpib.confと/etc/groupを編集する。今回はgroupのみを追加した。

modprobe tnt4882
gpib_config --minor 0

として、ドライバを組み込んで設定を行う。これを行っていないと、gpib-rubyのインストールがうまくいかないようだ。gpib-rubyは、

aptitude install ruby ruby1.8-dev flex
wget http://www009.upp.so-net.ne.jp/sakura_home/gpib-ruby.tgz
tar xfz gpib-ruby.tgz
cd gpib-ruby
ruby ./extconf.rb --with-gpib-include=/usr/include/gpib
make
make install

で完了。前回と違ったのは、/etc/modprobe.d/gpibの設定だ。前は特にいじらなかった気がするのだが、今回は以下の二行を追加する必要があった。

alias gpib0 tnt4882
install tnt4882 /sbin/modprobe --ignore-install tnt4882; /sbin/gpib_config --minor 0

gpib_configの場所が、etchでlinux-gpibを入れた場合とは変わっていた。 これでgpibが動くようになったので、あとは必要なパッケージをインストールするだけだ。

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debian 5.0のリリース

いつの間にかlennyがリリースされていた
もうそろそろだとは思っていたが、2/14にdebianのlennyがリリースされた。ニュースを読んだ感じだと、NTFSへの対応と、javaのmainへの追加、EEEPCのサポートなんかが目についた。個人的には、GPIBのインストールが楽になっていると良いな。しばらく様子をみてから、研究室のPCをlennyにupgradeしていこう。

2009/4/4追記 eeepcにどう対応しているのか分からなかったが、aptitude searchでさがしてみると、eeepc-acpi-scriptsというのがあった。

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init.dの終了作業

起動スクリプトの書き方
debianの起動時に立ち上げるプログラムは、/etc/init.dに起動スクリプトを書いて、update-rc.dで登録すると良い。これまで、このスクリプトをいい加減に書いていた。poweroffがうまくいかないことがあって、原因を調べていたらこれが原因であることが分かった。 起動スクリプトは、start, stop, restartという引数を取って、それぞれの場合についての動作を記述しなければならない。これはcaseをつかって書けば良い。

#! /bin/sh
case "$1" in
  start)
    webcam-server
esac
exit

こんな感じである。ただし、restartと終了のときには、何もしないが、まあとりあえずは問題ないだろう。

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