やっとhpからmini110が発売された。
海外ではずいぶん前から発売されていたが、遅ればせながらようやく日本での発売となった。期待していたlinux版は無いようだ。これで購入する可能性はかなり少なくなった。
あと気にくわないのは、ACアダプターのACコネクタが、ミッキータイプだということだ。日本でははやっていないし、かさばるので好きではない。
これらを考慮すると、dellのmini10vの方が勝っていると言えるので、これを買うという選択肢は無くなった。
revtex4
debianとubuntuのrevtex
以前、debian lennyとubuntu jauntyのlatexでrevtex4を使いたくて、revtexを入れたが、依存関係がうまくいかなかった。どうやら、revtexではなく、texlive-publishersを入れれば良いということが分かった。実際にやってみたら、revtex4もうまく動くようになった。lennyでのtexのインストールは今のところこんな感じ。
aptitude -y install ptex-bin xdvik-ja dvipsk-ja prosper aptitude -y install texlive-publishers okumura-clsfiles aptitude -y install dvi2ps-fontdata-ja ptex-jisfonts aptitude -y install dvipdfmx xpdf xpdf-japanese aptitude -y install ghostscript gs-cjk-resource gv ps2eps jisftconfig add dpkg-reconfigure cmap-adobe-japan1 # select optional
jauntyはこの前書いたのに、texlive-publishersを加えた。しかし、インストールすべきパッケージに過不足がある気もする。しかし、とりあえずこれで、presentationの準備と論文書きができる。
2009/7/24追記 eepicをつかうために、texlive-picturesも入れていた。
xubuntu 9.04にlatexをインストール
latex-env
ubuntuでlatexをインストールするのには、latex-env-jaとかを使うと良いという話だったので、aptitudeで探してみたら見つからなかった。私の環境はxubuntuで日本語remixではなかったので、おそらくJapanese Teamによる追加パッケージにあるのだろうと思って、それを使えるようにした。
wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add - wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add - sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/jaunty.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list sudo aptitude update sudo aptitude upgrade
そして探すと、latex-env-ja等が見つかった。というわけでインストール。
sudo aptitude install latex-env-ja latex-extra-ja sudo jisftconfig add sudo aptitude install ghostscript gs-cjk-resource gv sudo aptitude install adobereader-jpn
こんなもんかな。しかし、debian lennyと同様に、revtexとは相性が良くないようだ。
2009/7/20追記 参考のために、インストールされたパッケージを書いておこう。
latex-env-ja dvi2ps-fontdata-ja{a} dvipdfmx{a} dvipsk-ja{a} lacheck{a} latex-beamer{a} latex-env-ja latex-xcolor{a} lmodern{a} pgf{a} prosper{a} ps2eps{a} ptex-base{a} ptex-bin tex-common{a} texlive texlive-base{a} texlive-base-bin{a} texlive-base-bin-doc{a} texlive-common{a} texlive-doc-base{a} texlive-extra-utils{a} texlive-fonts-recommended{a} texlive-fonts-recommended-doc{a} texlive-generic-recommended{a} texlive-latex-base{a} texlive-latex-base-doc{a} texlive-latex-recommended{a} texlive-latex-recommended-doc{a} texlive-math-extra texlive-pstricks{a} texlive-pstricks-doc{a} tipa{a} xdvik-ja latex-extra-ja cmap-adobe-japan1 dvi2ps{a} jbibtex-base jbibtex-bin jmpost latex-extra-ja mendexk okumura-clsfiles ptex-jisfonts vfdata-morisawa5{a} vflib3{a}
Rでfitting
emacs21 and emacs22
utf8に対応
以前はxemacs21を使っていたが、それまでのemacsとなんか違う気がして、emacs21に移行した。debian lennyとubuntu9.04になってから、emacs22というのがあることには気がついていたが、特に必要に感じなかったので、emacs21を使い続けていた。
Ubuntu Weekly Recipeでemacsのことが書いてあり、emacs22を薦めているようだったので、emacs22を使ってみた。すると、以下の二点でemacs21よりも使いやすいことが分かった。
まず、utf8に対応したということ。最近、utf8のテキストが増えてきていたが、emacs21では読めなかった。nkfで変換すればあまり苦労しなかったので、気にしてはいなかったが、当然読めた方が便利だ。
また、マウスのスクロールが使えるようになった。page up, page downはキーボードでもできるし、横のスクロールバーを使えば問題無かったのだが、他の多くのソフトでできることは、ついくせでやってしまっていた。
emacsの主な不満点が解消されたことになる。
rubyとGPIB
“ruby gpib"で検索
研究室の自作の測定システムは、rubyで構築している。最初はwindows上で誤魔化していたが、徐々にLinuxに置き換えていき、今ではすべてがLinux上のrubyで動いている。残念ながら市販の測定系はWindowsとして残っている。いずれはWineにしたいのだが。
ふと思い出して、rubyとgpibで検索してみたら、自分のサイトがトップに来ていて驚いた。磁気空間群とかのマニアックな単語ではトップに来て、密かに喜んでいたのだが、こんなメジャーな単語でトップになるとは。逆に言うと、rubyでGPIBを使っている人がそれほどいないということを表しているのかも知れない。もしそうだとすれば、悲しいことである。
確かに、debianに関して言えば、ruby-gpibはパッケージになっていないのに対して、libgpib-perlやphp5-gpibやpython-gpibはあるので、これらの言語で制御する方が標準的なのであろう。pythonでGPIBを試しに使ってみようとしたことがあるが、アドレスでは指定できず、gpib.confで指定した装置の名前を使う必要があって、不便に感じたものである。一方、ruby-gpibでは、数字だとアドレスと解釈し、文字列だと名前だと解釈してくれて、便利である。pythonに慣れていないので、アドレスでの指定が分からなかっただけかも知れないけど。
いずれにせよ、rubyで計測をする人がより多くなってくれると良いと思う。homepageに計測機器のclassのソースでも載せようかとも思ったこともあるが、まだ載せていない。正確には数えていないが、これまでに20種類ぐらいの装置を扱うクラスを書いているようだ。しかし、あまり綺麗なソースではないので、公開したくないという気持ちもある。その時の気分で書き方が違うし。
アニメーションの作成
gif,mpeg,and flv
gifアニメは、imagemagickのconvertで簡単に作ることができることは知っていたが、同様にgifアニメからmpegを作ることができる。
convert temp.gif temp.mpeg
さらにこれをffmpegでflvに変換すれば、画像からflvの動画を作ることができる。
ffmpeg -i temp.mpeg temp.flv
本当は直接ffmpegで画像からflvを作ることができるようなのだが、うまくいかなかったので、今回はmpegを介して変換を行った。
inspiron miniシリーズの違い
mini9とmini10v
inspiron mini10vが出て、VGAの外部出力ができるようになったが、mini9が終焉の兆しを見せてきた。mini10vの細かい仕様の情報があまりないので、内部を見ればだいたいわかるだろうということで、デルの分解のサイトを調べてみた。
四機種すべてについて解説のページがあり(mini9、mini10、mini10v、mini12)、サービスマニュアルを見ると分解の仕方が説明してある。mini10vは、基板の形はmini10と似ているが、メモリ等はmini9に似ている。また、HDDは2.5inchのSATAのようだ。拡張性をかうならば、10vが一番優れているだろう。
cronでntpdate
時刻のずれ
久しぶりに
sudo ntpdate-debian
を実行してみたら、三分もずれていた。ntpを入れてからは、PCの時刻を正確だと思っていたのだが、予想よりもずれるようだ。そこで、cronに登録して、自動的にntpに問い合わせるようにした。/etc/cron.daily/ntpdateを作成して、
#!/bin/sh ntpdate-debian
と内容で保存して、
sudo chmod +x ntpdate
として実行権限を与える。これで、一日一回、時刻を合わせてくれるはずだ。一時間に一回ぐらいの方が良いかな。
n進法表記
linuxでの16進数の計算
WindowsとLinuxのソフトを比較すると、多くの点でLinuxの方が使いやすい。しかし、標準で入っているソフトの中で、唯一Windowsの方が勝っていると感じるのが計算機である。binaryをいじっていると、16進数の計算をしたくなるが、Windowsのcalcでは計算できるが、Linuxのxcalcだとできない。kcalcだとできるようだが。
そこで、rubyを使って計算することになる。これまでは、
ruby -e 'p "%x"%(0xa+0xb)'
とやっていたが、実はもっと便利なmethodがあることを知った。to_s(n)で、n進数の表記に変換できるのだ。すると、
ruby -e 'p (0xa+0xb).to_s(16)'
とすれば良いことになる。でもこちらの方がbyte数が多いな。ちなみに、1-zまでで表せる36進数まで対応しているようだ。99じゃなくてffの表を作るプログラムはこんな感じ。
n=16 for i in 1...n for j in 1...n print "%2s "%(i*j).to_s(n) end puts end
これで、nを変えるだけでzzの表まで作ることができる。