ubuntuのsamba 
立ち上がらなくなったLinuxからdataを吸い出すために、knoppixで立ち上げようとしたが、なぜか途中で止まってしまう。CDが壊れたのかなと思って、次はubuntuを試してみることにした。ubuntuのinstall diskを使うと、installしないで使ってみることができる。こっちは無事に立ち上がった。
さて、問題はHDDの中身をどうやって取り出すかだ。HDDは物理的には壊れていないようで、データ領域は問題無く読める。次は、それを別のPCに移すために、sambaで共有する。しかし、ubuntuのsambaの使い方はいまいちよく理解できていない。GUIで共有することはできたようだが、CDROM bootなのでパスワードがどうなっているのか分からない。ユーザー名はubuntuになっているようなので、いろいろと試したが、うまくいかない。
仕方がないのでターミナルから行うことにした。smbpasswd -a ubuntuとしてsambaにユーザーを登録する。そして、sambaを再起動する。しかし、ubuntu 10.04はこれまでとはやり方が違うようだ。これまでは、sudo /etc/init.d/samba restartとしていたが、sudo service smbd restartとする。しかし、これでもうまく共有ができない。最終的には、/etc/samba/smb.confの設定がhome directoryを共有するようになっていたので、その部分のコメントアウトをはずすと、やっと共有ができた。defaultの設定がdebianとは違っているようだ。
無事、データを取り出すことができたので、時間ができたときに再インストールしよう。
磁気センサーの改良
C言語の整数 
AVRを使った磁気センサーのプログラムをいろいろと改良していたのだが、ときどき変な挙動をする。この原因を調べていたが、いくつか原因があったが、絶対値を計算するときにうまくいっていなかったのが、一番大きな原因だった。例えば、絶対値を求めるには次のような関数を書いたとする。
char abs(char v){
  if(v<0){v=-v;}
  return v;
}
しばらく機械語から遠ざかっていたので、気がつくのが遅れたが、これではうまくいかない場合がある。charでは、-128から127までの整数を表現することができる。そして、マイナスをつけるときには、0x100-vという計算がされる。-128は0b10000000と表現されるが、これにマイナスをつけると、0b10000000となり、128ではなく-128となってしまう。つまり、-128以外はうまく働くが、-128だけはダメなのだ。まあ、少しずつCを思い出していこう。
液晶の活用
linux死亡
計測用のPCの不調 
Linuxのwineをいじっていて、なんだか挙動がおかしい。初めはwineとの相性の問題かと思っていたが、ファイルシステムが変な気がしたので、再起動した。すると、起動できない。grubとかは動いているのだが、fsckが起動して、途中で沢山エラーが出る。おそらく、HDDの一部がクラッシュしたらしい。まだ、多少は必要なデータが入っているので、後でknoppixでCDROMブートして、取り出せるか試してみよう。
これまでに、Linuxで不調になったことがあるが、その大部分がHDDの不調によるものだった気がする。HDDが壊れたのでは仕方がない。
plot for python
matplotlib 
rubyでグラフを書けないかと思っていた。そのために、rsrubyをつかったり、tkのcanvasを使って簡易のグラフを書くツールをつくったこともある。一方、pythonにはグラフを書くツールがあるようだ。matplotlibというものだ。debianでは、python-matplotlibをaptで入れればインストールは終了する。使い方は、いろいろとあって覚えるのは難しそうだ。例えば、こんな感じで使うらしい。
import matplotlib.pyplot as plt
import numpy as np
x=np.arange(0,1,0.01)
y=np.exp(x)
plt.plot(x,y+0,'r-',label='first')
plt.plot(x,y+1,'b:',label='second')
plt.plot(x,y+2,'g--',label='third')
plt.grid(True)
plt.legend()
plt.xlabel('x')
plt.ylabel('y')
plt.show()
細かいグラフの調節の仕方を覚えないといけないが、python上から簡単にグラフを扱えるのは便利かも知れない。
昔はできたのだが
Windows NTのIOポート 
WindowsのIOポートをたたく必要が出てきそうになったので、調べてみた。よく知られているように、NT系ではIOポートを直接操作することはできない。
昔はDriverLINXのdiportio.dllを使うと、NTからIOを扱うことができた。しかし、今ではリンクが切れている。いろいろと探してみると、Software Informerというところには、あるようだが、それを作っていたScientific Software Tools, Inc.のサイトからはdownloadできない。これはまだ使えるのかな。
ほかには、WinIo.dllというものを使っている人もいるようだ。しかし、それを使うためのbinderを書くのも面倒だな。このくらい自分で書けるようになればよいのだが、windowsのプログラム手法を勉強する気にはなかなかならない。
京都の秋葉
寺町通りを歩いてみた 
京都に出張に来たついでに、寺町を歩いてみた。秋葉や日本橋に比べると、当然見劣りしてしまう。秋月やデジットに相当する店は無い。マルツーがあるだけでも有難いと考えるべきだろう。マルツーの中を一通り見てみたが、一つ興味を引かれるものを見つけた。microchipのMCP3551という22bitのDelta-Sigma型A-Dコンバーターだ。精度の高いADコンバーターを探しているのだが、Delta-Sigma型だと精度の高いものがつくれるようだ。原理はいまいち理解できていないが。値段も手ごろだ。インターフェースはSPIなのだが、マイコンで扱うので、問題はない。今後使うADコンバーターの候補に入れておこう。
動画を使ったプレゼン
impressiveで動画 
以前はプレゼンテーションはacroreadを使って行っていたが、今はimpressiveを使っている。Ubuntu Weekly Recipeによると、0.10.2からは、動画再生機能が使えるらしいので、つかってみた。
PageProps = {
  12: { 'video': "embedded.ogv" }
}
という内容を、例えばmovie.infoという名前で作って、–script movie.infoオプションをつけて実行すればよい。すると、12ページ目が表示されたときにmovieが再生される。しかし、一度再生すると、二度目には再生できなかったり、再生中にキーボードで何か操作したら固まってしまったりと、まだ改良の余地があるように思われる。
ubuntu 9.04
mini9のOS 
もうそろそろubuntu 9.04のサポートが切れるだろう。現在使用しているPCのほとんどはDebianLennyのLXDEにしているが、例外としてdellのmini9はubuntu9.04で動かしている。これは、インストールした当時、debianでは、SDを指したままにしておくと、udevが立ち上げのときにハングるようでうまくいかなかったので、ubuntuにしたためだ。念のために、versionを確認してみると、やはり9.04だった。
$ cat /etc/lsb-release DISTRIB_ID=Ubuntu DISTRIB_RELEASE=9.04 DISTRIB_CODENAME=jaunty DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 9.04"
サポート切れしたOSを使い続けるのも嫌なので、どうしようか迷っている。ubuntuのより新しいものに乗り換えるのが無難なのだろうが、最近のubuntuにはいくつか気に入らない点がある。
まず、ログイン画面でユーザー名が選択できてしまうことである。ユーザー名は入力すべきだと思う。
それから、起動時や終了時には、不要な画像を表示して何を裏でやっているのかが分からない。debianは、ターミナル画面になって、いろいろと表示してくれるので、意味はよく分からなくても安心できる。
さらに問題なのが、ctrl+alt+fnでx無しのモードに切り替わらないことである。debianベースなのだから、同じようにできても良いものなのだが。linuxでもプログラムがハングるときはある。それがwindowで動いていれば、ターミナルを立ち上げて殺すこともできるだろうが、全画面のときには、何も受け付けなくなるときがある。そのような場合、debianなら別にログインしてkillすれば問題ない。しかし、ubuntuではこれができないのである。何か別の手法があるのかも知れないけど。
結局、私にはubuntuよりもdebianの方があっているように感じられる。Debian sqeezeもrelease-critical bugsが300個ぐらいになってきているので、そろそろリリースされそうだ。これを待って入れ換えるのも良いのかも知れない。SD問題がどうなっているかが課題だが。
ubuntu 10.04 LTS
windowsからlinuxへ 
少し調子の悪いPCがあるということで、様子をみてみた。メモリやHDDをいじっていたら、少し調子は良くなったが、原因はよく分からなかった。まあ、Windowsで使いつづけるのもなんなので、Linuxをインストールすることにした。どのlinuxにしようかと思ったが、素人向けのubuntuにすることにした。リカバリ領域を消さずにインストールしようとしたが、リカバリ領域が邪魔してなかなかうまくいかない。Cドライブを縮めて、その後のパーティションを消して、あいたところにlinuxを入れたらうまくいった。
標準のGNOMEの他にLXDEを入れたが、なんだかとろとろしている。Pen4の3GHzでメモリは512Mbyteなのだが、それにしては遅い。何もしていないようなときにディスクにアクセスをしているのでswapを疑ったが、freeでメモリの状況を見てみても、足りてないわけではない。いろいろといじっていると、余分なディスクアクセスが無くなって、きびきびと動くようになった。なんだったのだろう。
GNOMEだともっと遅いと思ったが、使っていてほとんどストレスを感じない。GNOMEの最適化が進んできたのか、PCの性能が上がって来たのか分からない。個人的にはLXDEを好んで使っているが、この環境は素人向けでは無い気がする。しかし、私はGNOMEだと何をしているのか分かりにくいのであまり好きではない。isoなどもクリックするだけでマウントしてくれたりして驚いたが、どこにマウントされているか分からなくて、ターミナルからコマンドを実行することができなかった。何も知らなくても使えるということと、使いやすいということは必ずしも一致しない。まあ、linuxが素人でも簡単に使えるようになってきたことは、素直にうれしく感じる。もっと普及すると良いが。