wine0.9.25をsqueezeにインストール

古いwineのインストールは大変だ

windowsで動かしているプログラムが、うまく動かなくて困っていたら、どうやら、windowsのversionが悪さをしているらしいということが分かった。それまではwindows98で動かしていたのだが、windows95かNT4.0でしか動かないらしい。なんでこんな状態になっているのだろう。今更、windows95も無いので、linux上のwineで動かしてみることにした。

squeezeの上で、最新のwineから、winecfgを使って、windows95とかNT4.0仕様で動かすように指定しても、うまくいかない。以前、似たようなことをやったときに、wine0.9.25で動いたことがあったので、これをインストールすることにした。

まずはソースをdownloadして、展開する。そして、コンパイルに必要なbuild-essential flex bison libx11-dev libxext-devをインストールする。しかし、signal_i386.oに関するエラーが出る。いろいろと調べてみたら、wine-0.9.25/dlls/ntdll/signal_i386.cを書き換える必要があるようだ。

/* signal context platform-specific definitions */
のすぐ後に
#define VIF_MASK 0x00080000
#define VIP_MASK 0x00100000
を入れるらしい。やってみたら、wineのインストールには成功した。
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pdfeditでpdfの加工

pdfのロック
pdfを編集する必要が出てきたので、linuxで使えるpdfの編集ソフトを探すと、pdfeditというのがあるらしい。debianなら、aptitude install pdfeditでインストール完了である。 これを使って、あるpdfを編集しようとしたら、read-onlyだからダメだと言われる。属性は大丈夫なのだが、pdfの中でロックがかかっているようだ。webで調べたら、pdf2psでpsにしてから、ps2pdfでpdfに戻せば良いと書いてあった。試してみたら、ファイルサイズがかなり大きくなってしまったので、これは適切では無いようだ。さらに調べると、Tools-Delinearizeを選んで、ファイルを読み込んで、セーブすると良いらしい。この方法でも少しはファイルが大きくなったが、問題無いレベルである。

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新しい測定装置

USBTMCのアクセス速度
今日、測定装置が到着したので、早速その制御を試みてみた。その測定装置は、インターフェースはUSBしかない。それをLinuxからUSBTMCで制御するのだ。 以前に別の装置で試したときには、/dev/usbtmc0の権限が問題になった。これはまだ解決できていないが、新たな問題が見つかった。readする際に、時間がかかっていたのだが、それは解決することができた。 rs232cのときにも同じだが、usbtmcでもrubyから"r+“でopenして、読み書きしている。書く方は、writeしたあとでflushすれば、うまく行くことは前に分かった。しかし、読む方は普通のreadを使って一回につき5秒ぐらいかかってしまっている。bufferにたまったdataを読むときに、timeoutを待って、表示されているように思われるので、いろいろと調べていたら、なんとなく原因が分かってきた。rubyのIOのmethodを見ていると、readpartialというものがあり、即座に得られるデータを返してくれるらしい。試しにこれを使ったら、通常の読み込みは思ったとおりに動作した。長い時間待たないといけない場合には、timeoutになってしまったので、bufferに文字があるかどうかをselectかなんかで調べてから読むようにすれば良いのだろう。 あとは、権限問題だ。

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マイクロソフトの陰謀か

winmail.dat
知り合いからのメールで、winmail.datという添付ファイルがついてきたが、内容が読めない。メールのソースを見てみると、Content-Typeはapplication/ms-tnefになっている。ネットで調べてみると、Outlookで送ったときに起こる、他のメーラーを排除しようという試みの一環のようだ。outlook以外では読むのが難しくなっているらしい。 debianのパッケージには、tnefというものがあり、これをaptitudeでインストールして、tnef winmail.datとして変換したら、pdfに変換してくれた。 昔はmacの場合に、binhexとかで苦しんだことがあったが、今度はwindowsだ。だんだんやり方が悪質になっている気がする。標準的なbase64で送れば良いのに。容量もほとんど変わらないのに。マイナーなフォーマットを使うメリットとしては、outlook以外を使うなという圧力をかけられるということ以外無いように思えてしまう。

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DebianのLXDEのゴミ箱

ゴミ箱の場所
Debian Linuxでは、LXDEを使っている。最近は、LXDEにもゴミ箱があるのだが、これを空にするときに、うまくいかない時がある。USBメモリなどでは、ゴミ箱は.Trashというフォルダに入っているのだが、HDDではどこにあるのか分からなかった。調べたら、~/.local/share/Trash/filesという場所にあったので、その中身を消したらHDDの容量が2%ほど開放された。

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測定装置のインターフェース

USBTMCを使ってみた
PCと測定装置の間のインターフェースとしては、少し前まではGPIBが一般的だった。しかし、最近ではGPIBは使えない装置も増えてきた。代わりに増えてきたのがLANかUSBである。LANの場合には、IPの設定や測定装置用のLANの構築が面倒だ。一方USBはどのようにPCに認識されるかが問題である。特にLINUXで制御する場合には問題である。 いろいろと調べていたら、USBTMCという規格があるらしく、LINUXでも標準で対応しているようだ。そこで、近くにあったagilentのUSBを持つ装置をubuntuで試してみた。USBケーブルとつなぐと、/dev/usbtmc0ができて、これをIOとして読み書きできるようだ。そこで、rubyから"r+“でopenしてコマンドを書き込んでみると、いくつかのコマンドは受け付けたが、エラーが返ってくるときもある。いろいろと試してみたら、コマンドを送ったあとで、flushすると、うまく動くようになった。これで、基本的にはLINUXマシンのUSBから装置の制御ができる。 しかし、考慮しなければいけない問題も残っている。まず、USBの装置が何台かあった場合に、それをどのように区別するかである。一つの方法としては、*IDN?をつかって、装置を特定して、プログラムの上からそれを割り当てることができる。また、ファイルのアクセスの権限がrootにしか無いので、これをどうするかである。今回はchownして使ったが、それはあまり良い方法とは言えない。ケーブルを接続するときにできるデバイスなので、あらかじめ権限を変えておくわけには行かないし。おそらく何か設定する方法があるのだろうから、それを探さないと。 USBを使った測定システムを構築することが、これでずいぶん簡単になった。まだあまりUSBの装置は手元に無いが、今度装置を買うときには、GPIBが無くてもUSBがあれば、気にせずに買うことができる。

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AZの再セットアップ

AZへのubuntuセットアップメモ

折角AZがハングアップして、再インストールできるようになってくれたので、もう一度セットアップの仕方を復習しながらメモをしておこう。 まず、2011-12-18のように、ubuntuをインストールするところまでは同じだ。注意点としては、まずはwifiを使わずにインストールすることと、言語として一番下の日本語を選び、キーボードはOADG 109Aとすることぐらいだろうか。

次に、unity2Dで立ち上げて、wifiを使えるようにする。まずはlxdeをインストールして、次に、swapに圧縮を有効にするために、zramswap.confを/etc/init/にコピーして、rebootする。

以下ではlxdeで立ち上げて、セットアップを行う。キーボードの一部のキーを使えるようにするために、~/.Xmodmapに

keycode 234 = Escape
keycode 81 = backslash bar 
keycode 84 = backslash underscore

と記述する。そして、言語サポートを設定して、入力methodとしては、iBusを選ぶと、日本語入力が可能になる。

ここで、スピーカーを有効にするための設定を行う。/var/lib/apt/lists/*を削除してからaptitude updateとaptitude safe-upgadeを行うと、多くのパッケージがupgradeされる。このとき、linux-image-2.6.38-1001-ac100も入っているはずである。これが終了したらrebootする。alsamixerを立ち上げて、SpeakerOut MuxをSpeaker Mixにして、SpeakerOut N MuxをMuteとし、Lineをunmuteとする。この切り替えには、mを押すと良い。これで、スピーカーが使えるようになるが、イヤホンを差してもスピーカーの音は消えない。

次にflashを設定する。 ディスプレイドライバをダウンロードして、dpkgでインストールする。そしてlibflashplayer.soを~/.mozilla/pluginsと/usr/lib/chromium-browser/plugins/にコピーする。そして、/etc/chromium-browser/defaultのオプションに--allow-outdated-pluginsを記述する。

最後に、電源管理をインストールする。スタンバイに入ると、時々うまくいかないようだが、まあ良いだろう。xfce4-power-managerをインストールして、/etc/xdg/lxsession/LXDE/autostartに@xfce4-power-managerを加える。設定は、xfce4-power-manager ---customizeとして行う。

まあ、こんなものかな。次にセットアップするときの参考にしよう。

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AZのubuntuがクラッシュ

ubuntuが起動できなくなった。
upgradeするようにGUIでメッセージが出たので、それを実行している最中にハングアップした。電源長押しで落として、立ち上げたら、立ち上がらなくなってしまった。再インストールかな。

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AZで日本語とflash

ubuntuの日本語化とflashの実行に成功

AZにいくつかのdesktop環境をインストールしたが、日本語が入力できないので、できるようにする必要がある。まずは、ubuntu Japanese teamのレポジトリを登録して、update, upgradeした。そして、システムの言語サポートを選んで、日本語のインストールを完了させる。そのままでは、入力メソッドの切り替えが出来ないので、設定のところあたりから、設定する。詳しくは覚えていないが、LXDEでは、iBusを選んだらうまく動いた。

次はflashだ。flashは公式にはまだ対応していないようなのだが、動かす方法があるらしいので、試してみた。まずは、tegraのdriverをインストールする。

deb http://people.debian.org/~jak/ac100/ unreleased main non-free

をaptのsourceに加えて、

wget http://people.debian.org/~jak/ac100/archive-keyring.gpg
sudo apt-key add ./archive-keyring.gpg
sudo apt-get update
sudo apt-get install xserver-xorg-video-tegra

とする。次に、tegra用のlibflashplayer.soをdownloadして、~/.mozilla/pluginsにコピーすると、Firefoxでflashが動くようになる。同じファイルを/usr/lib/chromium-browser/plugins/に入れると、chromiumで動くようになるが、このときに警告が出るが無視する必要がある。この警告を出さないようにするためには、/etc/chromium-browser/defaultを編集して、--allow-outdated-pluginsというオプションを設定すれば良い。 あと、swapを圧縮して実効的に増やすために、zramswap.confを/etc/initに入れておくとシステムが安定するようだ。 しかし、aptitudeで時々固まるのは困ったものだ。何がおかしくなっているのかを調べるために、システムモニタを起動していると、なぜか固まらないんだよな。

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AZのデスクトップ環境

unityからxfce4またはLXDEに
ubuntu11.10の標準のデスクトップは、unityというものになっている。dynabook AZにインストールされたものも、例外ではない。しかし、それは重いので、tegra2にはつらい。unity 2Dにしたら、多少はマシになったが、かなり重いことには変わりない。 AZ用に良いものは何かを調べていると、xfce4が良いという噂があったので、aptitudeでxfce4とxfce4-power-managerをインストールした。ここで問題だったのが、負荷が重くなると、LANが不安定になるらしく、そのせいか、ハングアップしてしまうことがあることである。最初は二つを同時に指定したら、止まってしまったので、別々にインストールしたら、なんとかうまくいった。ログイン画面の歯車のマークから、sessionを選べるようになるので、xfce4を選ぶと、立ち上がる。やはり、体感速度が速くなった。無線LANも使えている。ファイルマネージャーを立ち上げようとしたら、nautilusかthunarのどちらを使うか聞かれたので、前者を選んだら、壁紙が変わって上部にメニューが出るようになってしまった。ツールバーからファイルマネージャーをはずして、thunarを登録しても、どこかでnautilusを立ち上げる設定になってしまっている。仕方がないので、killで殺したら良くなった。ファイルマネージャーとしては、thunarを使うべきだったようだ。 次に、LXDEも試してみた。インストールはaptitudeであっさりできた。心配した無線LANも問題無いようだ。当然、起動なども速くなったので、LXDEという選択も悪くないのでは無いかと思うが、まだいろいろと試してみないと分からないこともあるだろう。 使いやすい環境にするまでには、まだいろいろと楽しめそうだ。

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