anonymousでftp

anonymousの設定は面倒
ftpからwebのデータをanonymousでuploadできるようにしようと思ったら、設定に思ったより苦しんでしまった。vsftpdを使っているので、/etc/vsftpd.confを編集して、以下を追加する。

nonymous_enable=YES
no_anon_password=YES
anon_root=/home/anon/public_html
anon_upload_enable=YES
anon_other_write_enable=YES
anon_umask=777
anon_mkdir_write_enable=YES

そして、public_htmlをchmod go+rwとしておくと良い。結局はこれだけなのだが、anonymousに関する設定がいろいろとあって、そのどれが必要なのかを調べるのが面倒だった。

Read more...

openofficeからlibreoffice

debian squeezeにlibreoffice

windowsのlibreofficeで作ったodpファイルを、debianのopenofficeで見たら、文字が大きくずれてしまったので、libreofficeを入れることにした。openoffice.orgを除去して、aptのsourceに

deb http://backports.debian.org/debian-backports squeeze-backports main

を加えて、libreofficeを入れた。依存関係の問題が生じたが、二番目の提案を採用したら、一応インストールには成功した。そこで、問題のodpを開いたら、ほぼ良い感じで読むことができた。フォントが違うのか、微妙に文字の大きさの関係でずれている箇所はあったが、まあ良いだろう。

余談だが、そのodpをwindowsXPのlibreofficeで作成している時には、拡張子をつけると、explorerが固まるという症状に悩まされた。そのファイルをシングルクリックするとハングして、libreofficeが立ち上がる以前に死ぬのである。あたかもlibreofficeを使うおうとする人を邪魔するような挙動である。拡張子をつけないとうまくいくので、libreofficeが悪いわけでは無いだろうし。世の中には不思議なこともあるものである。

Read more...

C301dnで両面印刷

foo2hipercのバージョン
先日到着したプリンターC301dnで、Linuxから両面印刷ができないのが、不満だったので、再挑戦してみた。Debian Squeezeで

foo2hiperc-wrapper -V

としたら、以下のように表示された。

$Id: foo2hiperc-wrapper.in,v 1.15 2009/05/11 17:35:55 rick Exp $
$Id: foo2hiperc.c,v 1.25 2009/03/08 00:35:31 rick Exp $
$Id: foo2zjs-pstops.sh,v 1.13 2008/12/05 02:46:35 rick Exp $

思ったよりも古いようだ。そこで、新しいfoo2hipercを入れるために、以下のようにした。

wget -O foo2zjs.tar.gz http://foo2zjs.rkkda.com/foo2zjs.tar.gz
tar zxf foo2zjs.tar.gz
cd foo2zjs
make
sudo make install

そこで、同じようにバージョンを確認すると、新しくなっている。

$Id: foo2hiperc-wrapper.in,v 1.25 2011/01/31 12:23:43 rick Exp $
$Id: foo2hiperc.c,v 1.32 2011/06/09 13:35:06 rick Exp $
$Id: foo2zjs-pstops.sh,v 1.20 2012/02/23 21:19:46 rick Exp $

そして、プリンターもC310dnがあったので、少しでも数字が近い方が良いだろうということで、それを指定した。両面印刷を試してみると、無事できるようになっている。やはり、物事は苦労してできるようになると、感慨深いものである。

Read more...

pcmanfmの自動認識

udiskかgvfs-fuse

先日停電があって、そのときに実験室のPCが一台お亡くなりになった。代わりになるPCを探していたら、少し古いノートがあったので、これにdebian squeezeのLXDEを入れた。しかし、USBで外部ドライブを接続したときに、pcmanfmから認識してくれない。dmesgでは認識しているようだが、何の設定が悪いのか分からなかったが、ようやく解決できた。不要な作業もあるかもしれないが、以下に書いておくことにする。

まず、インストールされていなければ、udiskとgvfs-fuseをインストールする。

aptitude install gvfs-fuse udisk

次に/etc/polkit-1/localauthority/50-local.d/55-pcmanfm.pklaを作って、以下を記述する。

[Strage Permissions]
Identity=unix-group:plugdev
Action=org.freedesktop.udisks.filesystem-mount;
org.freedesktop.udisks.drive-eject;
org.freedesktop.udisks.drive-detach;
org.freedesktop.udisks.luks-unlock;
org.freedesktop.udisks.inhibit-polling;
org.freedesktop.udisks.drive-set-spindown
ResultAny=yes
ResultActive=yes
ResultInactive=no 

そして、再起動すれば認識してくれるようになった。でも、何をしているのかさっぱり理解していない。まあ、いいか。

Read more...

okiのプリンター

Linuxからの印刷
プリンターが壊れたので注文していた、新しいプリンターが本日届いた。okiのc301dnというカラープリンターなのだが、レーザーじゃなくてLEDプリンターという種類らしい。 いつも問題になるのは、Linuxからの印刷である。古いプリンターだとppdがあって、印刷できることが多いが、苦しむことも多い。okiはLinuxと比較的相性が良いと思っていたので、楽観視していたが、最近はそうでもないようだ。 このプリンターはXPSとHiper-Cというプロトコルに対応しているらしい。前者はMS独自の規格、後者はoki独自の規格のようです。両方独自なので、嫌な予感がします。調べたところ、foo2hipercというものがあって、これを使うとうまくいきそう。CUPSのPPDの選択のところを見てみると、okiのでfoo2hipercを使っているものがいくつかある。c301dnは無いので、まずはc3100にしてみる。testページを印刷していみると、うまく印刷できた、と思いきや白黒になっている。なんとなくc5600にしてみたら、カラーもできた。しかし、今度は両面印刷がうまくいかない。 まあ、初日はこんなもんかな。

Read more...

ADCのノイズ低減

AVRでSLEEP

AVR tiny261のADCを使って、電圧などを表示するようなものを作っていたのだが、ADCの読みが少し揺れるので、ノイズ低減のためにSLEEPさせたときにADCを読むことにした。まずは

#include <avr/sleep.h>

として、MCUCRのSM1,SM0とSEを設定する。USIやアナログ比較器も止めておいた。そして、sleep_mode()でSLEEPしてくれるようだ。ADCの終了で割り込みがかかるので、その中で適切な処理をして、メインルーチンに戻ったら、またすぐにSLEEPさせるという感じにした。あまりノイズは減った気はしないけど、無事に動いたからいいか。

AVRのADCは10bitしかないので、少し不足を感じるときがある。せめて、12bitぐらいあれば良いのに。また、読み取りを安定化させるために、積算したりしても、ノイズはそれなりに拾ってしまうのは、周辺の回路やグランドが良くないのかな。

Read more...

ubuntu12.10が出たようだ

lubuntuのアップグレード
ubuntuを使っていたら更新できるようになったとのメッセージが出たので、更新してみた。通常はまだ不具合が残っていると嫌なので、すぐには更新しないのだが、少し前に12.04LTSにアップグレードしようとして失敗して、11.10と12.04のキメラ状態になってしまっていたので、良い機会だと思って12.10に更新した。本当はLTSにしておきたかったのだが、仕方ない。 やはり、一部のパッケージがうまく動いていないようだ。時間が解決してくれると良いが。でも、アンインストールせずにアップグレードできるのだから、楽である。 ubuntuの欠点は、更新が早いことだと感じている。半年おきに更新があるのは、新しいパッケージが組み込まれるのは良いことなのだが、ちょっとはやすぎる気がします。debianは、だいたい二年で更新で、このくらいのペースがちょうどよいように思う。次のwheezyが出るのは、半年ぐらい先かな。

Read more...

意外に大変なインストール

windowsでruby-opengl
ruby-openglを使って書いたプログラムを、windows上で動かすために、インストールしてみたが、意外に面倒だった。まずはrubygemをインストールする。rubygems-1.8.24.zipを解凍してそのフォルダでruby setup.rbを実行。次にzlib-1.1.4-1-mswin32.zipを解凍してrubyフォルダのbinにzlib.dllだけコピーする。そして、ruby-opengl-0.60.1-x86-mswin32.gemをダウンロードして

gem install --remote ruby-opengl-0.60.1-x86-mswin32.gem

でopenglをインストールする。最後に、glut-3.7.6-bin.zipを解凍してglut32.dllをシステムフォルダーに移動すると、インストールの完了である。しかし、このままでは使えないらしく、rubyスクリプトの先頭に

require "rubygems"

と書かないといけないようだ。

Read more...

ルービックキューブの手順

ルービックキューブをrubyで
長い時間つきっきりにならないといけない実験のお供に、ルービックキューブをやっていたら、それなりにできるようになった。最初は普通の333をやっていたが、222から777まで全部できるようになってしまった。時間はかかるけど。 333は20手順で解けることが証明されている。私は一層毎に順にそろえていく手法を取っている。そこで、疑問に思ったのが、二層目まで揃えたあとでの最適な手順はどのようなものかということである。 そこで、以前作ったrubyのプログラムを使って、探索を行うことにした。下の二層を変えずに上の一層を変えるような手順には、どのようなものがあるかを、すべての手順を試して調べるというものだ。 六回の手順のものには、上面に十字を作るときに使われるR’ U’ F’ U F Rという手順と、その逆と鏡映などしかないことが分かった。一方、七回の手順のものには、三つの種類があることが分かった。まずは、三つのコーナーを回転するときに使うR U R’ U R U2 R’というものとその派生。次に、三つのコーナーのみを交換するR U’ L’ U R’ U’ Lというものとその派生。新しいものとして、R B L’ B L B2 R’というものも見つけた。四つのコーナーの位置関係を変えずに、エッジの向きを変えることができるので、そういう場合に使えるかも知れない。

Read more...

ubuntu12.04 on AZでflashを使えるか

armhfでflashを使う試み
先月に一旦断念した、AZにインストールしたubuntu12.04(もどき)でflashを使えるようにするために、少し調べてみた。 以前にも書いたが、mozilla-plugin-gnashを入れると良いという噂があるが、これについてはあまり調査は進んでいない。nspluginwrapperというものもあり、これが使えるかも知れない。 もう一つの方法としては、flashを止めてHTML5を使うという手段である。AZでは、midoriとchromiumでHTML5が使えるらしいので、これらをインストールすれば良いかもしれない。でも、まだ見れるサイトが限られるだろう。 次にAZをいじるときに、挑戦してみよう。

Read more...