ようやくインストール
DebianのWheezyが出てから、しばらくたったので、そろそろインストールしてみようと思い立って、やってみた。しかし、思ったよりも苦労してしまった。
ネットワークの調子がいまいちなので、CDを焼いて、まずはそこからインストールできる分だけをインストールしたら、GNOMEになってしまった。LXDEにしようと思っていたのに。さらに、日本語が入っていない。また再インストールするのも面倒なので、必要なパッケージをaptitudeで入れていったら、なんとかなった。結局、lxde, task-japanese, task-japanese-desktopを入れれば良かったようだが、その前にibus-anthyをいれたりしたので、日本語変換ができなくなり、ibusをremoveして、さらにim-switchを入れたら、ようやくなんとかなった。
しかし、以前苦労したプリンターの設定はあっさりとできた。また、動作も機敏になった気がする。
今問題になっているのが、rubyのversionが1.9であることである。1.8を入れても良いのだが、そろそろ移行しようと思って、あえて入れないことにしている。しかし、binaryを扱った場合にはstringの[]の挙動が違うので、ことごとくエラーが出てしまうので、多くのプログラムを書き換えないといけない可能性が高い。
virtualboxでマウスの異常
virtualbox上のマウスの妙な挙動
ubuntu上のvirtualboxでwindowsNTを動かして、それで装置の制御を行っている。古い装置は古いOSでしか動かないので、面倒である。少し前にようやく動くようになって、しばらくは順調だったのだが、少し問題が生じた。
virtualbox上でマウスが妙な挙動をするのだ。動かしていないときは大丈夫なのだが、動かすと、クリックをしたときのような動作が起こり、誤動作を引き起こしかねない。virtualboxを再起動すると直るのだが、二度起こったので、今後も起こる可能性が高い。
原因としては、full screen modeとwindow modwを切り替えるときに、何かが起こるのか、screen saverが悪さをするのかである。とりあえずは、様子をみることにする。
OCRもどきの作成
imagemagickとrubyによるデジタル文字の取り込み
装置の7セグ表示器に表示される数字を、数値データとしてPCに取り込む必要性が生じた。とりあえずwebカメラで表示器を撮影して、ファイルとして保存しておいたのだが、これから数字を読み取ることにした。当初はOCRを使えば簡単にできると思っていたのだが、表示器の数字には対応していないようである。linuxでつかえるgocr、ocrad、tesseract-ocrを試したが、どれもダメだった。
そこで、7セグだけを読み取るプログラムを書くことにした。まずは、imagemagickのconvertを使って、白黒の単純なファイル形式であるpnmに変換した。なお、asciiで保存するために、-compress Noneオプションを付けた。それをrubyで処理することにした。
数字を認識するアルゴリズムをいくつか考えたが、結局以下のようなものになった。まず、周囲の文字が無い部分を取り除き、それぞれの文字に文理し、文字の部分を3*5に分割して、0から9までのパターンとの一致具合をxorで判定して足し合わせる。そして、点数の大小で数字を判定する。それなりに短いプログラムではあるが、まあまあの認識率である。
今後の課題としては、画像の中のどこに表示器があるかを認識することがある。今は表示器の部分を切り出した後でプログラムで処理しているが、切り出しも自動でできるようになれば、少しwebカメラが動いても、そのまま処理できるのだが。
virtualbox¤ήetwork
ホストオンリーネットワーク
linux上のvirtualboxでvirtualなPCを立ち上げて、ホストとvirtualなPCの二台だけでネットワークを組みたい時がある。この際には、ホストオンリーネットワークというのを使えば良い。この時、DHCPサーバーの機能も組み込まれるが、ゲストに与えるIPの範囲を限定してしまえば、実質的な固定IPとして使うことができる。ゲストOSとして、古くて外部のネットワークにつなぐのを避けたい場合に、使いやすい設定である。
様々な手法
rubyでベクトルの足し算
プログラムを組むときに、vaとvbのベクトル和を計算してsumに代入する必要があったので、いろいろな方法を考えてみた。まず、一番単純なものとしては、indexを使ってそれぞれの成分を足す方法がある。
va.size.times{|i| sum[i]=va[i]+vb[i]}
size.timesの代わりにeach_indexなどを使っても同じである。次に考えたのが、片方の値をmethodを使って取り出す方法である。
va.each_with_index{|v,i| sum[i]=v+vb[i]}
しかし、かえって長くなっているので、あまり意味が無いように思われる。やはり、methodをどう使うかが、rubyの醍醐味なので、次のようなものも考えてみた。
sum=va.zip(vb).map{|a| a.inject(:+)}
これは、zipでそれぞれの成分を配列にして、それをinjectで足してしまう方法である。でも、長さはあまり変わらない。素直にMatrixのVectorをつかえということかな。
raspberry piで計測
USBTMCモジュールのコンパイル
コンパイルはできたが
raspberry piのraspbianでUSBTMCを使うためにいろいろとやってみた。まず、agilentから、usbtmc.tarをdownloadしてこれのコンパイルを試みた。まず、kernelのソースをgitで落として、usbtmcをコンパイルしようとしたが、ソースが古いようで、なかなかうまくいかない。結果的には、二行だけいじることで、コンパイルは通るようになった。しかし、modpostが無いとか言われたので、カーネルのmake modulesしたら、usbtmc.koを作ることに成功した。しかし、insmodをしようとすると、
Error: could not insert module usbtmc.ko: Invalid module format
となってしまう。いろいろと調べていたら、kernelのソースのdrivers/usb/classに、usbtmc.cがあることを発見した。これをコンパイルした方が良いということで、これをmake modulesしてみたが、結果は同じだった。結局、kernelをコンパイルし直さないといけないと判断した。これは、また後にしよう。
respberry piが死亡?
usbtmcまでの道のりは遠い
respberry piでusbtmcを使うために、いろいろと設定をしようとしていたら、応答しなくなった。電源を抜いて、もう一度差しても、うんともすんとも言わなくなってしまった。aptitude upgradeしていただけなのに。
計画としては、agilentから、usbtmc.tarをdownloadして、これをmakeして、usbtmc.koを作って、これをinsmodして動くか試そうとしていたのだが、これを試す前に、挫折してしまうとは。
そろそろrespberry piが値上げするという噂もあるし、値上げ前に追加購入するか、悩むところである。また死んでも悲しいし。
その後、いろいろと調べていたらSDが死んでいることがわかった。予備のSDで起動したら、動くことが分かったのだ。これで次のtrialができる。
raspbianとUSBTMC
raspberry pi
以前から気になっていたが、入手が困難だったので、見送っていたraspberry piが、最近は手軽に買えるようになったことを知った。小さな測定用のPCが欲しかったのだが、これにピッタリだということで、注文していたのだが、これが本日到着した。
まずは電源だが、標準ではmicroUSBから供給することになっている。しかし、microUSBの電源は入手が難しいので、GPIO端子から供給することにした。うまくいくか心配だったが、大丈夫のようなので、箱にDCジャック用の穴をあけて、そこにACアダプターをさすようにした。
次にSDにraspbianを入れて、まずはSDのサイズに拡張するという作業を行い、再起動したら、無事に立ち上がった。
測定用のPCにするためには、rubyをインストールする必要があるのだが、なぜかaptitudeでインストールに失敗する。サーバーが動いていないようだ。これは、今後また試してみよう。
最後に、測定装置とのインターフェースである。USBにUSB-serialをさしてみたら、無事に認識した。しかし、USBTMCの機械をつないでも、認識しない。USBの通信はしているのだが、USBTMCのドライバーが無いようだ。USB-serialだけでも、それなりのことはできるのだが、USBTMCが無いとできない測定もあるので、これも残された課題である。
ubuntu13.04
ubuntuリリース
ようやく、ubuntu13.04がリリースされた。もうすぐdebianのwheezyも出るはずなので、どちらが早いかと思っていたら、ubuntuの方が早かった。まだ、日本語remixは出ていないので、日本語環境は微妙かも知れないが。私はlubuntuを使うので、まずは関係ないが。
以前買って、セットアップしないでおいてあったモバイルPCにインストールしたのだが、困ったことに、インストールのときにボタンが画面の外に出てしまった。外付けのディスプレイをつないでも、症状は同じだった。勘でなんとかしたが、ハードディスクのパーティションのところは、ミスるとデータが飛んでしまうので、緊張した。