ruby/tkのインストール
rubyで扱うことのできるGUIには,現在は様々な選択肢がある. rubyの初期の頃には,GUIとしてはruby/tkが主流であり,私も以前はそれを使ってGUIを作っていた. しかし,十年ぐらい前にruby/tkが標準ライブラリから外れて,次に何を使おうか迷っていたが,その時はgtk2を使ってみた. 最近,久々にGUIを作ろうとしたら,debianにはruby/gtk2が無くなって,ruby/gtk3になっていたので,それも少し使ってみた.
今回,ずいぶん昔に書いたruby/tkのプログラムを,debian13で動かすことになったのだが,それをruby/gtk3に移植するのが大変そうだったので調べてみたら,ruby/tkは標準ライブラリでは無くなったものの,gemでインストールできることが分かった. 少しテクニカルだが,以下のようにすればインストールできる.
sudo apt-get install tcl8.6-dev tk8.6-dev sudo gem install tk -- --with-tcltkversion=8.6 \ --with-tcl-lib=/usr/lib/x86_64-linux-gnu \ --with-tk-lib=/usr/lib/x86_64-linux-gnu \ --with-tcl-include=/usr/include/tcl8.6 \ --with-tk-include=/usr/include/tcl8.6 \ --enable-pthread
そして,昔のプログラムを走らせてみたら,rubyのversionによる違いのために,多少の書き換えが必要だったが,ruby/tkの部分は無事に走った. まだ,バグは残っているかも知れないが,ほとんど書き換える必要が無くなった.
GUIのプログラムはほとんど書かないので,久々に書こうとすると,使い方を思い出したりするのに時間がかかる. また,次々に新しいGUIの選択肢が出てきて,古いツールから新しいツールに移行すべきかを迷うこともある. ruby/tkがまだまだ使えることが分かったので,しばらくはそれを使い続ければ良いかなという気がして来た. ruby/tkを初めて使ったときには,その使い方を理解するのに時間がかかったが,それを覚えるのは無理だと感じて,自分がruby/tkを使いやすくするためのツールを書いて,それを介してtkを使うようにしたら,それなりに楽に使えるようになった. 簡単なGUIを作ろうとしているので,その手法でruby/tkで書いてみようと思う.