tlpとpowertop


linuxノートの省電力

バッテリーでlinuxのノートを使っていたら,意外に早くバッテリーが切れた.linuxでは省電力の設定がいまいちのようなので,設定してみることにした.

省電力設定ツールの有名なものに,tlpとpowertopがある.tlpはインストールすると,自動起動されるように設定されるが,powertopは自動起動されないので,そこを自分で設定しないといけない.自動起動するには,sudo nano /lib/systemd/system/powertop.serviceなどとして編集して,以下の内容にする.

[Unit]
Description=Powertop startup
[Service] 
Type=oneshot
ExecStart=/usr/sbin/powertop --auto-tune
[Install] 
WantedBy=multi-user.target

そして,シンボリックリンクを sudo cp -s /lib/systemd/system/powertop.service /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/として作り, sudo systemctl enable powertop.serviceとする.これを最初にやったときは,設定ファイルの中の綴をミスっていて,うまく行かなかったが,エラーメッセージでそれに気がついて,訂正したらうまく行った.

tlpは,/etc/tlp.confを編集することによって設定を変更することができる.とりあえずは,以下の部分のコメントアウトを外した.

CPU_SCALING_GOVERNOR_ON_AC=powersave
CPU_SCALING_GOVERNOR_ON_BAT=powersave
CPU_BOOST_ON_AC=1
CPU_BOOST_ON_BAT=0

tlpとpowertopの設定は,多少干渉するような感じだけど,まずはこれで良いか.