Fedoraのavrdudeのインストール


fedoraのavrdudeでftdiのbitbangを使うには

AVRへの書き込みツールとして、avrdudeでftdiのbitbangを使えるということを見つけて、以前debianにインストールした。今度はfedoraで同じことをしようと思ったら、それなりに苦労した。

まず、コンパイルに必要なパッケージを入れるのだが、apt-getの代わりにyumを使えば良いと思ったら、パッケージ名がいろいろと違っていた。まずインストールすべきものとして書かれていたパッケージのうち、patch automake autoconf bison flexは、そのままfedoraにもあったので、そのまま入れた。一方、libusb-devとlibftdi-devは、devをdevelに変えたものを入れた。byaccも必要そうだったので入れたが、これは後の操作で十分だったかも知れない。また、libreadline-devとlibncurses-devはlibを無くしてdevをdevelにしたものを入れた。問題だったのが、build-essentialとbuild-depである。いろいろと調べたら、

yum groupinstall buildsys-build development-tools
yum-builddep pidgin

としたら良いようだったので、それらを実行してみた。

あとは、debianと同様にしたらインストールは完了した。うまくpathが通っていなかったので、シンボリックリンクをはっておいた。

しかし、いざ実行してみると、動かない。ftdi_sioとかち合っているのが問題らしい。/etc/modprobe.d/blacklist.confにftdi_sioを加えて、rmmod ftdi_sioしたら、無事に書き込めた。ttyUSB0を使うときには、mosprobe ftdi_sioする必要があるが。

これで、fedoraでもAVRが使えるようになって安心だ。