秋葉に行った
inspiron mini9で今後やりたいことを考えてみた。
まず、電源のコネクタをなんとかしたい。とりあえずは、家で使えそうなのを見つけたのでしばらくはこれで我慢することにするが、長期的には、もっと軽くて小さいものが欲しい。そのときに問題になるのが、電圧とプラグである。秋葉でいろいろと探してみたが、1.7x5.5のものは、ジャックは秋月にあったが、プラグは見つからなかった。ジャンクの電源を探すと、いくつかはその仕様のものは見つかるのだが。電圧に関しては、19Vというと、PC用の比較的電流を流せる、ちょっとかさばるものがほとんどである。内部の電源回路をいじりたいのだが、それには知識が足りない。
次にやりたいのが、LIRCを使ってのリモコン制御である。しかし、使えるポートがUSBしかないので、信号をどうするかで苦労しそうである。一つの方法は、USB-パラレルかシリアルを使うという方法である。他の方法としては、AVRをつかってUSB機器を作っていしまうというのもありかも。とりあえず、USBのコネクタを買っておいた。時間ができたら、何か作ってみよう。
大したものは何も買わなかったな。
lennyがhung up
今日、メインPCが止まってしまった。
Linuxはほとんどハングすることがないので、そうなるときはよっぽどのことが起きたときだ。以前も二回ほど経験しているが、そのときはHDDが死んでいた。今回はどうなったのか心配だったが、X無しでは動いているしと思って、再起動したら、何事もなかったように動き始めた。なんかしっくりこないが、まあ良いことにしよう。この先少し心配だ。
openboxの設定
openboxのカスタマイズの仕方が分かった。
openboxをカスタマイズするには、.config/openbox/lxde-rc.xmlを編集すればよいらしい。<keyboard>と</keyboard>
の間にあるkeybindがキーボードショートカットの設定である。
<keybind key="C-A-1"> < action name="Desktop"> <desktop>1</desktop> </action> </keybind>
として、デスクトップの切り替えを定義したり、
<keybind key="C-A-e"> < action name="Execute"> <execute>emacs21</execute> </action> </keybind>
として、アプリケーションの起動を定義した。そして、Reload Config Filesを実行。とりあえず、これでずいぶん使いやすくなるはずだ。ショートカットに関しては、あとはファイラーの設定をしたい。MS-DOSからのFDのショートカットに慣れきってしまっていて。
Lennyの設定
慣れないLenny
メインPCのOSをLennyにしてからしばらく経ったが、まだ慣れない。lennyにというより、LXDEにだろうが。設定としては、LXDEのdesktopを入れて、それ以外はあまりいじっていない。rubyとRなどは入れたが。あとはpcspkrを/etc/modprobe.d/blacklistに入れて、ビープが鳴らないようにしたぐらいか。そのため、いくつか不自由な点がまだある。気になっている順に書くと、こんな感じである。
- いろいろなショートカットの定義の仕方が分からない。
- emacsで日本語が使えない。
- マウスの中ボタンを両ボタンでのemulateができない。
- flashがうまく動かないときがある。
2009/3/26追記 ショートカットに関しては3/24に書いたが、emacsでも日本語が使えるようにした。.emacsに
(set-language-environment "Japanese")
と記述したら日本語が使えるようになった。しかし、キーボードのつかいかたや、「ん」の入力の仕方が気に入らなかったので、anthyを使えるようにした。anthy-elを入れて、
(load-library "anthy") (setq default-input-method "japanese-anthy")
を追加して、まあそれなりに使えるようになった。
メインPCのOSの入れ替え
Lennyのインストール
もう少し様子をみてからにしようかと思っていたが、メインPCのOSをetchからlennyに変更した。折角なのでクリーンインストールしたが、システムのHDDをdataとは分けてあるので、バックアップとかはあまり気にせずにインストールできた。
環境はxfce4にしようかと思っていたが、LXDEの方が軽いという話だったので、PCの性能も時代遅れなのではという感があったので、LXDEにしてみた。初めはnetinstで標準システムを入れて、lxdeなどを手でインストールしていたが、日本語の設定などが面倒になった。そこで、xfce+lxdeのCDを使ってLXDEを選択してtaskselでデスクトップも選んでインストールした。適当な設定は行ってくれるようなので、こちらの方が楽なのは確かだ。日本語の変換はuim-anthyのようだ。scimを主に使っていたのだが、あまり気にはならない。aptのsource.listを書き換えてから、とりあえずrubyとemacs21をインストールした。
問題は、カスタマイズの仕方がよく分からないということだ。WMはopenboxになっているようだが、ショートカットなどを設定したいのだが、まだやり方が分からない。すこしずつ調べていこう。
inspiron mini9の分解
三回目の分解
いろいろと調べていたら、デルのサポートに分解の仕方が載っていたので、つい我慢できなくなって分解してみた。特に電源のコネクタの付近を見てみると、基板に直接半田付けしてあると予想していたが、実は簡単に取り外しができる仕組になっている。ちなみにその部品のタグには、DC CABLE KIZ00 DC301004Z00 REV:1.0 SUYIN 2009/01/11と書いてあった。
折角なので、コネクタのサイズを測ってみた。高さは10.0mm、幅が7.2mmなのだが、前面から3.3mmのところから2.0mm奥まで太くなっていて、最大の幅は9.0mmである。この出っぱりで位置が固定されるようになっている。奥行きは11.5mmである。張ってあるシールには090108となっているが、これは型番ではなく製造日かな。この部品の5.5x2.1のものが見付かれば、それに交換してしまえば、汎用のACアダプタが使い易くなるはずである。
もう一つ気がついたのは、バッテリーをはずしたところに穴があって、何かを増設できるポートを付けるランドがあることだ。端子のスペースは7つなのだが、このような規格のポートってなんだろうか。
2009/4/19追記 バッテリーの裏のポートは、SIMカードスロットらしい。ピン配置を調べておけば、何かの拡張に使えるかも。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
Vcc | Reset | Clock | Reserved | GND | Vpp | I/O | Reserved |
inspiron mini9の電源
今後の改造用のメモ
inspiron mini9の電源は、19V,1.58Aのセンタープラスで181.4844gであった。特徴的なのは、コンセントの向きが通常のものとは90度違っているという点だ。テーブルタップの端につけることになるのだろう。さらに、DCプラグは日本では特殊な5.5x1.7というものだ。一方バッテリーは14.8V,32Whとなっていて、209.5133gだった。
おそらく、バッテリーへの充電を考えなければ、電源は15Vの1A程度で十分なのだろう。秋月で探すと、15V,0.8Aとか15V,1.2Aのものが約110gである。標準の電源とバッテリーをはずしてこれを使うと約280g軽くなるはずだ。今度秋葉に行ったら買っておこう。しかし、DCプラグをどうするかが問題だ。
2009/3/18追記 手元に15V,0.8Aの超小型ACアダプターがあったので試してみた。ちなみに約64.8g。5.5x2.1だったので、端子の径の差を埋めるために、0.1mm厚の銅箔を二重に巻いてコネクタの内部に仕込んで、いざ起動と思ったら動かない。電源からの供給では、15Vでは動かないようだ。電圧可変の電源を使って調べてみると、17.9Vではそれなりに動いたが、17.8Vだと少し使用すると落ちた。最低でも18Vは必要なようだ。ちなみに電流の方は、0.7Aを越えることはほとんどなかったので、通常の使用では、0.8Aもあれば十分なようだ。
2009/3/25追記 家をさがしたら、使えそうなACアダプタをみつけた。昔のmebiusの電源で、19V,3.2Aでコネクタも5.5*1.7のようだ。使ってみたらそれなりに動いた。これで家に電源を持ち帰らなくてよくなる。
inspiron mini 9が到着
ubuntuかdebianか
2/26に注文していたDellのinspiron mini 9が本日手元に届いた。ubuntu版のメモリ2GでSSDが32Gのものだ。windows無しのものを前々から欲しいと思っていたが、デスクトップは新しいものに更新されるのはずいぶん先のことになりそうなので、勢いで注文してしまっていたものだ。
ubuntuはしばらくいじっていたが、耐えられずにdebianをインストール。swap無しで、lennyの標準システムとラップトップとxfce4をインストールした。後は細かいものを入れていったが、問題になると思っていたものが三つあった。SDとcameraとディスプレイの外部出力だ。このうち、前の二つは、何も意識しないで認識されていた。最後の課題はとりあえずは動いていなかったが、これは宿題かな。その後、いろいろと設定していたが、おそらくalsaの設定をミスったのか、起動できなくなってしまった。
もう一度インストールする時には、同じことをするのも面白くないので、今度はubuntuをrecoveryした。ubuntuが使いにくいと言っても、GNOMEが使いにくいわけだし、xfce4に替えれば使い易くなるのでは無いかと思ったわけだ。アプリケーションの追加には無かったので、aptitudeでrubyとxfce4を入れて、起動時にセッションを選択したら、無事起動した、と思ったら、邪魔なランチャーが出て来る。Alt+F4で殺せばxfce4の画面になるところまでは良かったが、設定で画面が小さすぎてうまくいかない。debianのときは感じなかったのに。
仕方がないので、GNOMEに戻っていろいろとカスタマイズしていたら、デスクトップモードの変更というところで、ランチャーは無くせることが分かった。また、設定の電源管理のところで、蓋を閉じたときにサスペンドに入らないようにしたりした。まあ、多少耐えられるようにはなってきたが、いつまで耐えられるかな。
しかし、ショックだったのは、inspiron mini 9を調べたら、今はメモリ2GでSSDが64Gのものが、さらに値下げして売っていたことだ。cameraは無しだけど。うむむ。
https用のpem
Rubyでのhttpsへのアクセスに成功
これまで、認証を少しさぼってはアクセスできていたが、ようやくpemを作ってきちんとアクセスすることに成功した。具体的には、Debian LennyのFirefox(正確にはIceweasel)で以下のようにしてpemファイルを作った。
まず、目的にhttpsのサイトにアクセスする。右下の鍵のマークをダブルクリックしてセキュリティを表示する。View CertificateをクリックしてDetailタブを選び、Hierarchyの一番上のものを選んで、Exportを押すと、pem形式でセーブされる。これをroot.pemなどという名前にしたら、以下のようにしてアクセスできる。
https = Net::HTTP.new(host,443) https.use_ssl = true https.ca_file='root.pem' https.verify_mode = OpenSSL::SSL::VERIFY_PEER https.verify_depth = 5 https.start { |w| response = w.get('/index.html') puts response.body }
SSLのことはさっぱり理解していないが、これでおそらくきちんとしたアクセスなのだと思う。
rubyでhttps
ようやくhttpsにアクセスできた。
ずいぶん前からrubyでhttpsにアクセスしたくて、いろいろと試していたが、なかなかうまくいかなかった。まだ不完全なのだが、やっとアクセスすることができた。まずは、
aptitude install libopenssl-ruby
としてSSLを使えるようにする。そして、たとえばこんな感じのプログラムでアクセス。
https = Net::HTTP.new(host,443) https.use_ssl = true https.verify_mode = OpenSSL::SSL::VERIFY_NONE https.start { |w| response = w.get('/index.html') puts response.body }
不完全というのは、署名の検証をしていないという意味で、本当はpem形式のファイルを取得しないといけないのだが、IEをつかって取得する方法は見付けたが、firefoxでは方法が分からなかった。rubyでもできるはずな気がするが。いずれにせよ、アクセスできてもその先はソースを読まないといけないので、気が進まない。