LennyでGPIB


SargeからLennyへ
研究室で唯一残っていたSargeのマシンをLennyに入れ換えた。このときに問題になるのがGPIBである。正式なリリース前に練習しているので、それほど苦労しなかったが、そのときとは多少違うようだったので、記録しておこう。パッケージのインストールは、

aptitude -y install gpib-modules-source
module-assistant auto-install gpib
aptitude -y install libgpib0-dev

で終了する。必要に応じて/etc/gpib.confと/etc/groupを編集する。今回はgroupのみを追加した。

modprobe tnt4882
gpib_config --minor 0

として、ドライバを組み込んで設定を行う。これを行っていないと、gpib-rubyのインストールがうまくいかないようだ。gpib-rubyは、

aptitude install ruby ruby1.8-dev flex
wget http://www009.upp.so-net.ne.jp/sakura_home/gpib-ruby.tgz
tar xfz gpib-ruby.tgz
cd gpib-ruby
ruby ./extconf.rb --with-gpib-include=/usr/include/gpib
make
make install

で完了。前回と違ったのは、/etc/modprobe.d/gpibの設定だ。前は特にいじらなかった気がするのだが、今回は以下の二行を追加する必要があった。

alias gpib0 tnt4882
install tnt4882 /sbin/modprobe --ignore-install tnt4882; /sbin/gpib_config --minor 0

gpib_configの場所が、etchでlinux-gpibを入れた場合とは変わっていた。 これでgpibが動くようになったので、あとは必要なパッケージをインストールするだけだ。