RでGUI

Rでもtcltkが使えるようだ。
ruby/tkについて調べていたら、Rでもtcl/tkが使えることが分かった。試しに、基本的なwidgetをつかったプログラムを書いてみた。

require(tcltk)
tt<-tktoplevel()
tkwm.geometry(tt, "200x100")
tkwm.title(tt,"Hello")
tm<-tkmenu(tt)
 tkconfigure(tt,menu=tm)
 tmf<-tkmenu(tm,tearoff=FALSE)
 tkadd(tmf,"command",label="open",
  command=function(){fl<-tkgetOpenFile();cat(tclvalue(fl),"\n")})
 tkadd(tmf,"command",label="quit",command=function(){tkdestroy(tt)})
 tkadd(tm,"cascade",label="file",menu=tmf)
tkpack(tf1<-tkframe(tt),side='left')
tkpack(tf2<-tkframe(tt),side='left')
tkpack(tklabel(tf1,text='hello'))
tkpack(tkbutton(tf1,text='push',
 command=function()tkmessageBox(message="hello!")))
te<-tclVar("entry")
 tkpack(tkentry(tf2,width=10,textvariable=te))
tkpack(tkbutton(tf2,text='push',command=function()cat(tclvalue(te),"\n")))

Rは統計処理ソフトだが、グラフソフトとしても非常に強力だと思っている。しかし、GUIで使うのが困難なので、素人にはなかなか難しい。これに簡単なGUIをつけてみようと思って、rsrubyを使って、ruby/tkでGUIを作ってみたが、Rの処理が終わってしまうと、グラフの再描画が行われないなど、いろいろと問題があった。実は、Rから直接tcl/tkをたたけば、良いものができるかも知れない。問題はRのプログラムには慣れていないことと、作る時間があるかということかな。

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るびまゴルフ

コードの長さを競うゴルフがあるらしい。
rubyist magazineを読んでいたら、面白いものを見付けた。昔は、マシン語で、1バイト、1クロックを減らすために努力していたのを思い出す。Rubyist Magazine - るびまゴルフ 【第 3 回】では、標準入力から読み込んで、行番号、語数、文字数、内容を表示するものが問題として出ていた。もう締め切られているかもしれないし、どうやって投稿するのかよく分からないが、とりあえず書いてみた。

$><<[$.,split.size,$_.size-1,$_]*" "while gets

46byteだが、どうだろうか。トラックバックの設定をしてみよう。

2008/6/2追記 るびまのサイトにも登録されたようである。しかし、>等はそのまま記述すれば良いようだ。

2008/6/3追記 ~/$/とすると、行末のオフセットが帰るので、文字数が表示できるらしい。すると、41byteになる。

2008/6/3追記 私の知るところ、最短は38byteのようだ。byte数は変わらないが、別のversionを作ってみた。

#!ruby -ap
$_=[$.,$F.size,~/$/,$_]*" " 
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ROXの設定ファイル

ROXの挙動がおかしくなったので、初期化した。
~/に設定ファイルがあるはずだと思って探したが、あまりそれらしいファイル名がない。最初は.iconsかなと思って消したけどダメで、.configだということが分かった。これを消したら、当然前の設定は無くなって、うまく動くようになったけど、誤って消してしまった.iconsのために、アイコンが?と表示されるようになってしまった。まあ、使用する上では問題ないけど。

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gpibとkernel

SSLを入れ換えたらGPIBが動かなくなってしまった。
DebianのSSLのセキュリティーホールを塞ぐために、先日dist-upgradeを行ったのだが、GPIBが動かなくなっていることに気がついた。新しいkernelがインストールされたので、それを使っていたのだが、GPIBのモジュールがそれに対応していないようだ。また、コンパイルし直すのも面倒だと思っていたら、古い方のkernelでbootしたら、動いた。まあ、しばらくはこのままでいこう。

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rubyで行列

整数の要素をもつ行列には注意が必要だ。
rubyでは行列も扱える。determinantや逆行列も簡単に求められるので、比較的便利である。しかし、注意が必要であることが分かった。例に次のコードを実行してみた。

require "matrix"
m=Matrix[[2,0],[0,2]]
p m.inv

結果は、零行列になってしまう。始めはなぜだか分からなかったが、実は整数の演算として計算するために起こることに気づいた。つまり、determinantを計算して、それが分母にくるので、すべて整数で計算した場合には、切り捨てられて0になってしまうのである。m.to_fとかのmethodが欲しいところであるが、それは無いようだ。/usr/lib/ruby/1.8/matrix.rbを見ると、collectはあるようなので、

m=m.collect{|e| e.to_f}

とすれば良いようだ。

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etchのSSL

DebianのSSLにセキュリティーホールが見付かった。
早速、研究室内のすべてのDebianマシンをdist-upgradeを行った。その過程で、実はsargeが一台だけ残っていたことが判明した。結果としては、この方がセキュリティー上は良かったわけだが。 今回のは、SSLというよく使われている部分だったので、影響は大きいだろう。

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ウイグル文字とutf-8

ウイグル文字でhtml
今週はウイグル語というよりウイグル文字の勉強をした。目的は、homepageのどこかを見れば分かるでしょうが。ウイグル文字はアラビア文字系で、右から左に読む。htmlでは、utf-8を使うのが良いのだろうということで、

<META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html; charset=utf-8">

として、コードは

&#1726;&#1609;&#1583;&#1585;&#1608;&#1711;&#1744;&#1606;

というように記述した。ちなみに、上の文字列は水素です。文字はアルファベットと対応がつけられているようなので、この変換スクリプトをrubyで書いて、いろいろ変換して表示させていくうちに、なんとなくは読めるようになってきた。 そうしているうちに気づいたのだが、ややこしいことに、前後の文字とのつながり方によって、文字の形が変わってしまいます。時には、元の文字が分からないぐらいに。ただ文字を並べるだけで、表示が変わるので、書くときにはそれほど意識する必要はないのだが、フォントはどんなしくみでこれを実現しているのだろう。しかし、困ったことに、いくつかの文字では、このつながったときに形が変わるべきなのに、変わらないということが起きている。おそらくこれは、アラビア語には無い文字の場合に、そのような処理が行われていないのではと予想しているが、確証は無い。ウイグル語のフォントも見付けたのだが、インストールするべきか迷っている。

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Rで日付を用いたグラフ

x軸が日付のグラフ
あるものの経時変化を見たくなったので、プロットしてみた。rubyでデータを計算するところまでは問題ないが、何を使ってプロットしようかというところで迷ってしまった。日付を数字に直してからプロットしても良いのだが、面倒だし。Rでも日付を扱えるようだったので、練習してみた。基本的には、as.Dateで文字列を日付に変換すれば、適当に処理してくれるようだ。文字列としては、“2008.5.11"じゃだめで、“2008/5/11"とか"2008-5-11"としないといけないようだ。あとは軸のところで、axis.Dateを使って指定するぐらいかな。

d<-read.table("number.out",header=TRUE)
xl<-as.Date(c("2004-4-1","2008-6-1"))
yl<-c(360,480)
par(tcl=0.5,xaxs="i",yaxs="i",ann=FALSE)
plot(as.Date(d$date),d$num,type="l",xlim=xl,ylim=yl,axes=FALSE)
box()
axis.Date(side=1,at=
  seq(from=as.Date("2004-4-1"),to=as.Date("2008-6-1"),by="6 months"),
  format="%Y%m")
axis(side=2)
axis(side=4,labels=FALSE)
mtext(side=2,"the number",line=3)
mtext(side=1,"date",line=3)

グラフを書くときは、軸とかラベルとかははずしてplotして、後から書いているが、それをそのまま適応すれば、ほとんど問題なくできた。年号が変わったときにだけ年を表示したいと思ったのだが、

format=c("%Y/%m","%m")

としてごまかした。これだと六ヶ月おきだから使える方法で、任意の間隔の場合には問題になるだろう。

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media

昔のメディア
PCで仕事をする機会が増えてきたが、それに伴って古いメディアに保存されたデータを取り出す必要が出てくる場合がある。そのために、各メディアに対応したドライブを用意しておくと便利である。 個人的にはいろいろなドライブを取っておいている。FDとしては、3.5や5インチは当然だが、8インチも一応読めるようにしている。マイナーなところでは、PDとかZIPとかJAZZなんかもある。これらは現在ではメディアの入手が困難になっているが、ZIPは最近入手方法が開けた。MOもそろそろ過去のものになろうとしている。また、ezflyerというのもつい最近いただいたのだが、こちらはメディアが手に入るのかが疑問だ。 FDにしても、2インチや2EDなんかもまだ持ってないし、世の中にはいろいろなメディアがあるものである。 いろいろと調べていたら、MDもPCのメディアとして使えるらしい。しかし、そのようなドライブはかなりマイナーらしい。 USBメモリの普及に伴い、これらのメディアは徐々に姿を消していってしまうのだろうが、それぞれ個性があって面白いものである。

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gifアニメーション

ImageMagickでアニメーションをつくる
結晶をまわす絵を作りたかったので、convertで作ってみた。

convert -delay 10 -loop 0 hoge*.jpg temp.gif

delayの単位は10msで、アニメーションの速度を変えられます。loopでループの回数を設定しますが、0だと無限ループになります。このようなアニメーションがTeXに組み込めるようになると、プレゼンで使えるのに。でも、epsでアニメーションができるようになってからかな。

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