let's note R2のHDD入れ換え


研究室の共用のPCが不調だったので、HDDを入れ換えた。
しかし、Windowsが悪いのか、Panasonicが悪いのか、非常に苦労した。 まず、HDDリカバリなので、それをバックアップしなければならない。C:\util\oxp\tools\showRHDD.jsを実行して、リカバリ領域を可視化して、そのbackupを取る。しかし、その領域のセクタが壊れているようで、完全なバックアップは取れない。仕方がないので、コピーできるだけはコピーした。 新しいHDDにパーティションを切って、データ領域とリカバリ領域(3075M)に分ける。この際、リカバリ領域は、四番目のパーティションにしなければいけなかったようだが、このときはそんなことは知らないので、後で苦労することになる。そして、リカバリ領域にバックアップしたものを移す。 HDDは3.3V用のものが必要だったようだが、それはHitachiのHDDのピンを折ることによって、5Vを3.3V用に改造。後は、開腹してHDDを載せ替える。最近は、Web上に写真付きで開けかたが載っているので、迷うことなく行えたが、やはり少しトリッキーだった。 さて、ここまでは一見順調だったが、BIOSにリカバリーを登録することができずに、悪戦苦闘することになる。Win98でboot して、c:\tools\にあるコマンドで、

makebeer /copy

とすれば良いようなのだが、パーティションの切る順序が重要だったようで、これがうまくいかない。なんと不自由な。Linuxでパーティションを切ったり、いろいろとやってみたが、結局あまりうまくいかず、最終的には次のような方法でごまかした。 \imagesにあるイメージファイルを\er\pqerを使って復元しているようだったので、それを元にwebを調べたら、

\ER\PQER /CMD=\TOOLS\FULL2KXP.TXT /IMG=\IMAGES\INSTALL1.PQI

とすれば良いような感じだったので、やってみた。コマンドの指定するべきファイルは何種類かあったが、違いがわからなかったので、full2kxpにしてみた。その結果、リカバリーはできたようだが、全ディスクを使用して、リカバリ領域も殺してしまった。fullとはそういう意味だったのかな。1st2xpc0とかいうファイルがあった気がするので、これはcドライブの何かという意味だったのだろうか。 まあ、よくわからないが、最低限使えるようになった気がするので、今回はこれでよしとしよう。もう一度リカバリーが必要になったときは、素直にLinuxを入れることにしよう。Linuxだったら、何の苦労もしないでインストールできた気がする。 リカバリ領域に関しては、イメージファイルとそれを書き込むプログラム等を別の場所に保存しておくようにした方が良い用に思う。

2008/11/6追記 recovery用のパーティションは見えないだけで、まだあるのかも知れない。Windowsから見えないので、無いと思っていたのだが、容量から判断するとある気がする。別のOSから立ち上げないといけないなんで、なんて不自由なOSなんだろう。