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保母顧問と伊藤前所長が安康学院を訪問しました

2025年9月15日

 2025年8月31日から9月5日にかけて、保母武彦顧問及び伊藤勝久前所長が中国・陝西省安康市の安康学院を訪問し、大学関連施設の視察および今後の学術交流や共同研究の可能性について協議を行うとともに、農業、林業、観光、文化資源の活用に関する現地調査を実施しました。
 訪問期間中、一行は安康学院の校史館や科学技術成果館を見学したほか、西北農林科技大学安康中薬材試験模範ステーション、セレン高含有穀物産業基地(「最安康」展示販売センター)などを訪問し、地域の特色を活かした産業振興の取り組みについて説明を受けました。
 また、漢陰県の鳳堰古梯田や平利県の茶園・博物館等を視察し、地域資源や歴史文化を活かした農村振興の取り組みについて理解を深めました。さらに、嵐皋県では松くい虫被害林を視察するとともに、県林業局との座談会を開催し、松くい虫防除や森林保全、生態的植栽について意見交換を行いました。
 9月4日には安康学院において座談会を開催し、両大学の今後の交流と共同研究の可能性について協議しました。議論では、農村地域の人口減少や高齢化、環境保全・修復、地域振興など日中両国が共通して抱える課題をテーマに、研究協力の可能性について意見交換が行われました。特に、地域振興や農村問題、エコツーリズム・グリーンツーリズム、六次産業化、歴史文化資源の活用などの分野において共同研究を進めることへの期待が示されました。
 また、教育学院との協議では、教員養成や保育者養成に関する日本の教育理念や教育方法への関心が示されるとともに、農村地域の課題や環境問題を教育研究にどのように位置づけるかについて活発な意見交換が行われました。
 今回の訪問を通じて、両大学間の相互理解が一層深まり、地域社会の持続可能な発展に関する研究交流を進めるための基盤が構築されました。共同研究所としても、今回の交流を契機に安康学院との継続的な学術交流や共同研究の推進に取り組んでいきたいと考えています。


安康学院視察

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