岩宮 恵子
KEIKO IWAMIYA
専門
臨床心理学
研究テーマ
現代の人たちが抱えるさまざまな問題を、この世とは異なった世界(異界)という視点と日常との関係から考えています。
特に思春期の心の特性と「異界」との関係について、イメージ表現や、ネットの問題などを通じて研究しています。
また人の心を深い部分で支えていく「物語」の力について、心理療法との関係のなかで考えています。
研究キーワード
心理療法 思春期臨床 異界 イメージ表現 夢分析 物語論
主な担当科目
臨床心理学概論、思春期・青年期心理学概論、臨床心理事例研究、臨床心理文献講読、心理臨床・実践職能論など
趣味 特技
小説や漫画を読むことは、趣味というよりも、生きる糧と言ったほうがいいくらいです。
これは!と思った作品は、何度も何度も繰り返して読み、その作家の作品はコンプリートします。
そしてどうしてこんなに心を打たれたのかずっと考えたりするのが好きです。
島根の好きな場所
大根島にあるカフェ、宍道湖畔のカフェ、神魂神社、熊野大社、出雲大社の参道
メッセージ
自分が好きなことというのは、自分の心にとってとても大事な部分につながっているものです。
大学というのは、自分の興味のあること、好きなことを学問という形でとことん追及していくことができる場です。
自分の心とつながるための4年間を過ごしてみませんか。
連絡先
iwamiya(at)hmn.shimane-u.ac.jp
※(at)を@に変換
主な研究業績(著書・論文等)
- 生きにくい子どもたち−カウンセリング日誌から− 2009年 岩波現代文庫
- フツーの子の思春期−心理療法の現場から− 2009年 岩波書店
- 好きなのにはワケがある−宮﨑アニメと思春期のこころ− 2013年 ちくまプリマ−新書
- 思春期をめぐる冒険−心理療法と村上春樹の世界−増補版 2016年 創元社