コースタイトル

石原 宏

HIROSHI ISHIHARA

no image

専門

臨床心理学

研究テーマ

心理療法の一つの技法である箱庭療法に関心を寄せています。

砂の入った箱の中へミニチュア玩具などのアイテムを置いていくことが、どのように心理療法としての働きをするのか、心理臨床の実践のなかで起きるできごとや、実験的研究の結果をもとに、考えています。

また、箱庭療法と日本の文化の関係についても興味があります。

研究キーワード

箱庭療法 個の主観的体験

主な担当科目

グループアプローチ概論、心理学研究法II、人間関係論、心理的アセスメント、心理実習Iなど

趣味 特技

読書

島根の好きな場所
一畑電車の車窓から眺める景色
メッセージ

「少年老い易く学成り難し」と言いますが、世の中には、一生かけても到底読みきれない素晴らしい本がたくさんあり、一生かけても知ることができない事柄に満ちています。

大学では、柔らかく広い視野をもって、とにかく貪欲に学んでいただけるとよいなと思います。

主な研究業績(著書・論文等)
  • 石原宏.(2015)『箱庭療法の治療的仕掛け ―― 制作者の主観的体験から探る』創元社
  • 石原宏.(2014)「人の悪口が勝手に浮かんでくる」と訴えた統合失調症青年との面接過程―統合失調症における自他の成立、および主体定立の試みという観点から― 松下姫歌,皆藤章(編)『心理療法における「私」との出会い』創元社 pp182-192.フツーの子の思春期−心理療法の現場から− 2009年 岩波書店
  • 石原宏.(2008)心理療法過程において宗教性に出会うとき ―ある少女との心理療法の1セッションから 鍋島直樹,海野マーク,岡田康伸,倉光修(編)『心の病と宗教性』法蔵館 pp.218-231.
  • 石原宏.(2014)近赤外分光法(NIRS)を用いた脳活動計測による風景構成法の「川」の負荷に関する検討 ―ヘモグロビン濃度に注目した項目提示順序の検討に向けて― 佛教大学総合研究所紀要,21,226-253.
  • 石原宏.(1999)PAC分析による箱庭作品へのアプローチ 箱庭療法学研究,12(2),3‐13.

TOP