多サンプルの酵母形質転換(5cmプレート100sample分)
1. 5〜10mlのYPADもしくは選択培地で前培養O/N
2. 前培養液の菌体濃度測定し、300mlのフラスコに100mlのYPAD液体培地を入れOD600=0.1~0.2となるように植菌
3. OD600=0.4〜0.8程度になるまで30℃,90rpmで振とう培養する(3〜5時間)。
4. 2本の50mlファルコンチューブに移し、3000rpm,2min遠心して集菌し、無菌的に培地を除く。
5. 1本のチューブにつき20mlの滅菌水で洗浄し再び集菌する。
6. 水を完全にのぞいた後、2mlの0.1M酢酸リチウムにvortexで懸濁し、3000rpm,2min遠心して上清を除く。
7. 以下の溶液を2本のチューブにそれぞれ加え、ボルテックスでよく懸濁する。
50%PEG(w/v) 6ml
1M酢酸リチウム 900μl
ssDNA(2.0mg/ml) 625μl
DMSO 1ml
滅菌水 1250-(X×50)μl
8. 200-X μlずつ96穴プレートに分注。
9. 各ウェルにDNA液X μl加える。
10. 液漏れのないようにしっかりとシールし30℃で30min静置。
11. 恒温機を用い42℃で20分熱処理をする。3〜5分おきに軽く撹拌する。
12. 遠心後上清を完全に捨て、200μlのYPD液体培地に懸濁後、30℃,1hour保温。
13. 遠心後、上清を除いて40μlの滅菌水に懸濁し選択培地に植菌する。