グリセロールストック作成プロトコール
※あらかじめキムタオルをアルミホイルで包み、A/Cし、しっかりと乾燥させておく。
※あらかじめ」Glycerol培地を用意しておく。
培地の組成は以下のとおりである。以下の組成は1lの組成。
Yeast Nitrogen Base 6.7g
Drop out mix
1.82g
アデニン 0.4g
Saccinic Acid Buffer 50ml
グルコース 20g
グリセロール 100ml
Up to 850ml
これを85mlずつ小ビンに分注し、A/Cをして、4℃で保存する。利用時にDMSO 15ml、Amp
100ulを加えて利用する。
1.
マイクロタイタープレートに100ul、ディープウェルプレートに800ulのSD-glc-Ura+Ampを加える。
2.
マイクロタイタープレートにつまようじで集菌した酵母を溶かす。
利用する酵母はコンタミしていないよく育ったプレートの酵母を利用する。
3.
酵母を溶かしたSD-glc-Ura溶液を、マイクロタイタープレートから、ディープウェルプレートに10ul植菌し、30℃、150rpmで翌日昼まで振盪培養する。
4.
3000rpm、RTで10分遠心し、上清をタッパーに捨てる。
5.
あらかじめA/Cしたキムタオルでディープウェルプレートの水気をしっかりと除く。
※一度水気をふき取った箇所で再度水気を除くとコンタミするので、複数枚キムタオルを用意しておく。
6.
シールして、壁面に付着した水滴を除くために軽く遠心にかける。
7.
SD-glc-Glycerol培地を96穴プレート保存の場合は250ul、1.5mlエッペンチューブ保存の場合は1.5ml加える。
8.
シールして、軽くボルテックスで懸濁する。
9.
壁面に付着した水滴を除くために軽く遠心にかける。
10.
ディープウェルプレートから96穴プレート保存の場合はウェルプレートに、エッペンチューブ保存の場合は1.5mlエッペンチューブに全量分注する。
11.
シールして、壁面に付着した水滴を除くために軽く遠心にかける。
12.
保存用の上ぶたをして、ラベルをはり、-80℃で水平にして保存する。