冷蔵庫&冷凍庫の使い方
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有機溶媒は専用の冷蔵庫にしまうこと。酵素と一緒に保管すると酵素が徐々に失活してしまう。
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冷蔵庫には番号が振ってある。試薬はもとあった場所に戻すこと。
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不要なサンプルは出来るだけ早く捨てること。
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有機溶媒の入った冷蔵庫と、-30℃の冷蔵庫には半ドア防止の器具がついているので確実に扉を閉めること。
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サンプルは基本的には蓋付きのサンプルボックスに保管すること。96穴のラックに保存する場合は1人1ラックまで。
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PCRを行った後は速やかに泳動すること。いつまでもサンプルを保存しないこと。PCR用のラックは1人1ラックまで保存してよい。それ以外は蓋付きのラックに入れること。
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サンプルには名前、日付、サンプル名を誰にでも分かるように記載すること。書かれていないものは定期的に処分する。
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冷凍庫は定期的に温度をチェックすること。
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酵素は保冷剤の入ったタッパに保存すること。酵素は温度に弱いのではなく、温度変化に弱いことを肝に銘ずること。タッパに入れておくことで、冷蔵庫、冷凍庫の開け閉めによる温度変化の影響を最小限にすることができる。
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遺伝子組換え体を保管する場合は組み換え体保管中と記載すること。
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マーカー、制限酵素、修飾酵素、未開封試薬などがタッパーに入れてある。新たに薬品を入れる場合はリストに記載すること。また、使い切った場合はリストから削除すること。