タンパク定量法(Bradford法)
1.
“タンパク定量グッズ”というラベルが貼ってある引出しからガラス試験管、“発泡スチロールチューブラック”というラベルが貼ってある引出しから試験管立てを用意する。
2.
スタンダードとなるBSA(0.1μg/μℓ)を冷蔵庫1から出し、以下の分量で試験管に入れる。
スタンダードのBSAが無くなった場合は1ug/ulのストック冷凍庫2から出して希釈して使う。
BSA(μℓ) |
0 |
20 |
40 |
60 |
80 |
100 |
DW(μℓ) |
100 |
80 |
60 |
40 |
20 |
0 |
3.
サンプルを適量(Bradford試薬を入れたとき色がつかなかったり、青すぎたりしない程度)試験管に入れる。
※必要な時は希釈し、希釈倍率と入れた量を正確にメモしておく。
4.
Bradford試薬を冷蔵庫1から取り出し、それぞれの試験管へ1mℓずつ入れる。この時、コンビチップはBradford法専用のものを使用する。
5.
ボルテックミキサーでよく攪拌し5分の間に分光光度計で吸光度を測定する。
スタンダードの結果から検量線をひき、サンプルの濃度を求める。
※このやり方は“分光光度計を用いた定量の仕方、およびグラフの描き方”の部分に詳しく書いてある。
使い終わった試薬は廃液として集める。
ガラス試験管は水ですすいだ後70%アルコールに漬けておき、ある程度たまったら超音波洗浄機で洗う。タンパク質が残っていると正しい結果が得られなくなるので丁寧に洗浄すること。