山陰地方に息づく豊かな音楽文化資源を活用し、新たな音楽教育の内容や方法を構築する。島根大学教育学部 音楽連携推進室のサイトへようこそ。

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 島根大学教育学部・音楽教育専攻は,昭和29年に中国地方唯一の特音課程が設置されて以降,全国の先駆けとなる新たな教員養成モデルを提案し,優秀な音楽科教員を数多く輩出してまいりました。しかし,現代社会がこれまでにない激変の波にさらされる中で,音楽教育界でも新たな難問や現代的課題が顕在化し,それらを担いうる人材の養成が求められています。
 その新たな課題の1つが,地域の音楽活動や芸術文化活動の「継承と発展」という役割です。急速に進む少子高齢化は,郷土における音楽活動の後継者不足を引き起こし,学校教育現場にそれらの継承と発展が付託されつつあるのです。さらに,島根県が全国に誇る合唱や吹奏楽などの音楽教育活動においても,少子化による小編成化などへの転換が求められています。新たな教育課題を担う音楽科教員には,地域の音楽活動に関する深い理解や,様々な編成・形態での演奏経験,社会とのコミュニケーション能力,生(なま)の音楽文化資源を教材化できる能力などが求められているのです。
 そこで島根大学は,資質の高い音楽科教員養成プログラムの開発を,文部科学省の特別経費プロジェクトとして申請し,平成25年度から採択を受けて事業を進めることになりました。さらに,文化庁の「大学を活用した地域芸術文化振興事業」に松江市から申請された「松江市音楽文化創出・振興事業-ひとにやさしいまちづくりを目指して―」が3年間の採択を受け,このプロジェクトも本学音楽教育専攻との連携で事業が展開されています。音楽教育連携推進室は,これら2本のプロジェクト推進を目的とし,地域とともに歩む島根大学の,音楽教育活動および音楽文化創出・振興事業推進の拠点として,平成25年7月に教育学部内に開室・整備されました。

音楽教育連携推進室・室長 河添達也