山陰地方に息づく豊かな音楽文化資源を活用し、新たな音楽教育の内容や方法を構築する。島根大学教育学部 音楽連携推進室のサイトへようこそ。

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島根大学音楽文化資源ライブラリー

H30年度は、以下の通り合計742件のアーカイブ化を行いました。

◆音楽教育専攻学生の作編曲作品ライブラリー化 23件
1.島根県民会館50周年感謝祭での演奏用に5作品を少人数アンサンブル版へ作曲専科2回生の徳田旭昭が編曲。その楽譜・音源を整備。
2.作曲専科2回生の羽山歩里がコントラバスソロとピアノ伴奏の『エレジー』を小編成管弦楽版に編曲,第64回管弦楽団定期演奏会初演し,楽譜・音源のアーカイブ化を行った。
3.山口市立小郡中学校の3年生が作詞したものに,作曲専科2回生の徳田旭昭が『結ぶ』を作曲,楽譜のアーカイブ化を行った。また音楽教育専攻の2回生9名がその参考音源の録音をし,アーカイブ化を行った。
4.島根大学音楽教育専攻3回生が作編曲法の授業で,各学生が選んだ曲を合唱版に編曲した。その12作品の楽譜を整備した。
5.作曲専科2回生の徳田旭昭が『シューマンの主題による変奏曲』-オーボエ,クラリネット,ピアノのための-を作曲し,アーカイブ化を行った。
6.作曲専科2回生の羽山歩里が『クレシフへのオマージュ』(ピアノ連弾版)(管弦楽版)を作曲し,アーカイブ化を行った。
7.作曲専科4回生の西岡詩織が『思い出の旅先に』を作曲し,アーカイブ化を行った。
8.作曲専科2回生の徳田旭昭がトロンボーンとユーフォニアムとチューバのための“    ”を作曲し,アーカイブ化を行った。

備谷メモリアルCDライブラリー化 714件
備谷さん寄贈CDをジャンルごとに分類・リスト化し,貸し出しが出来るよう整備した。

演奏記録アーカイブ化 5件 
平成30年度成果発表および演奏会の演奏記録(5公演)をCD-Rへのデジタル・アーカイブ化を行った。

島根県民会館開館50周年記念式典および感謝祭での演奏

 島根県民会館が開館50周年を迎えました。9月11日にその記念すべき式典が行われ,島根大学音楽教育専攻の学生5名がファンファーレを演奏しました。P.デュカス作曲の舞踏詩「ラ・ペリ」のファンファーレで,編曲を芸術表現教育講座教授の河添達也が行いました。
 また9月17日に行われた島根県民会館50周年感謝祭でも学生8名が3ステージで演奏をしました。1つ目のステージは感謝祭開会式でP.デュカスのファンファーレを演奏しました。2つの目のステージは子ども向けのステージで,スタジオジブリメドレーや『夢をかなえてドラえもん』を演奏しました。また,『はらぺこあおむし』を歌とピアノで演奏し,手作りのあおむしや果物の小道具を使って視覚的にも楽しめる様に演出を考えました。3ステージ目は一般の方でもなじみのあるアニメのメドレーや久石譲作曲の『Summer』等を演奏するなど,多くの年齢層の方々に楽しんでいただけるようプログラミングや演出を工夫しました。たくさんの方々が足を止めて聴いてくださいました。

◆平成30年9月11日(火)・17日(月) ◆島根県民会館(松江市)

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小編成管弦楽、小編成合唱曲、その他のライブラリー

小編成版編曲および作曲に関するライブラリーは以下の通りです。

◆メッゾ・ソプラノとピアノの「おやすみなさい」(小編成管弦楽版)
  作曲/湯浅譲二 編曲/湯浅譲二
  参考音源:演奏 島根大学管弦楽団

◆「夜と夢」(小編成管弦楽版)
  作曲/F.シューベルト 編曲/西岡詩織
  参考音源:演奏 島根大学管弦楽団

◆「エレジー」(小編成管弦楽版)
 作曲/G.ボッテジーニ  編曲/羽山歩里
  参考音源:演奏 島根大学管弦楽団

◆合唱曲「結ぶ」(山口市立小郡中学校委嘱作品) 
  作曲/徳田旭昭
   参考音源:演奏 島根大学音楽教育専攻2回生有志

◆「シューマンの主題による変奏曲」-オーボエ、クラリネット、ピアノのための- 
  作曲/徳田旭昭

◆「クレシフへのオマージュ 4手連弾のための」 
  作曲/羽山歩里
   参考音源:演奏 You Tube で視聴可能

◆「クレシフへのオマージュ 小編成管弦楽版」 
  作曲/羽山歩里
   参考音源:演奏 島根大学管弦楽団

◆“          ” -トロンボーンとユーフォニアムとチューバのための-
  作曲/徳田旭昭
   参考音源:演奏 島根大学音楽教育専攻金管専攻生

「オールしまねCOC+事業 しまね大交流会2017」への出展

 島根大学主催で開催された「オールしまねCOC+事業 しまね大交流会」に音楽教育連携推進室が出展しました。この事業は、「島根県内の雇用創出や若者定着を目指して、島根県立大学・島根県立大学短期大学部・松江工業高等専門学校及び島根県との共催により実施したもの(島根大学HPより)」です。県内の企業や研究機関等の多くの団体が出展をし、分野の垣根を超えて情報交換や交流を行いました。4回生の石橋英里香さんと3回生の西岡詩織さんが音楽教育連携推進室の活動紹介プレゼンテーションを行い、音楽教育専攻・音楽教育連携推進室の活動紹介ムービーの作成を4回生の高橋国光くんが行いました。(藤井 記)

◆平成29年11月18日(土) ◆くにびきメッセ(松江市)
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島根大学音楽文化資源ライブラリー

H29年度は、以下の通り延べ138件のアーカイブ化を行いました。

◆文化資源に関するアーカイブ化  延べ118件
 1.29年度成果発表および演奏会の演奏記録(8公演)のアーカイブ化
 2.島根大学音楽教育専攻所蔵のレコード74件をCD-Rへのデジタルアーカイブ化
 3.成果発表、アウトリーチ活動等で使用する楽譜等計24個を整備
 4.湯浅譲二作編曲「おやすみなさい」(小編成管弦楽版)のスコア・パート譜・参考音源整備
 5.シューベルト作曲、西岡詩織編曲「夜と夢」(小編成管弦楽版)のスコア・パート譜・参考  
   音源整備
 6.島根大学音楽教育専攻3回生が作編曲法の授業で行った編曲作品9作品を整備

◆合唱・合奏に関するオリジナル楽曲のアーカイブ化  延べ20件

島根大学音楽文化資源ライブラリー

H28年度は、以下の通り合計300件のアーカイブ化を行いました。

◆教育学部音楽教育専攻で保管してきたアナログ録音による演奏記録のデジタル・アーカイブ化   合計287件
小編成弦楽及び吹奏楽の作編曲作品の初演音源と楽譜のアーカイブ化  合計11件
J.S.Bachの「クリスマス・オラトリオ」2台オルガ編曲版第2部(約200頁)のアーカイブ化
 参考音源:演奏 松江バッハ・カンタータ・フェライン
        (松江バッハ・カンタータ・フェライン第6回定期演奏会 ライブ録音)
湯浅譲二作曲の新たな声楽+小編成管弦楽版編曲作品「おやすみなさい」のアーカイブ化
H29年度に島根大学管弦楽団によって世界初演される予定。

「オールしまねCOC+事業 しまね大交流会2016」 への出展

 昨年に引き続き、しまね大交流会実行委員会・島根大学主催で開催された「オールしまねCOC+事業 しまね大交流会2016」に音楽教育連携推進室が出展しました。
 この事業は、「島根県内の雇用創出や若者定着を目指して、島根県立大学・島根県立大学短期大学部・松江工業高等専門学校及び島根県との共催により実施したもの(島根大学HPより)」です。
 音楽教育連携推進室からは3回生の藤原香奈海さんと原田佳緒里さんが、昨年度島根県民会館との連携で行った0歳からの音楽会「音のたまて箱」の様子をスライドを使ってプレゼンしてくれました。(福間 記)

                ◆平成28年12月11日(日) ◆くにびきメッセ(松江市)
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小編成吹奏楽、小編成合唱曲のライブラリー

すでに編曲が出来ていた小編成吹奏楽・合唱曲の4作品に加え、小編成合唱曲1曲が新たに追加され、参考音源も作成しました。
小編成楽曲に関するライブラリーは以下の通りです。

◆行進曲「威風堂々」 第一番~フレキシブル編成吹奏楽のための~
  作曲/E.エルガー  編曲/渡部学
  参考音源:演奏 島根大学吹奏楽団
◆「七つの子の主題による変奏曲」(山口県 小郡中学校吹奏楽部委嘱作品)
  編集再構成/河添達也   
  参考音源:演奏 島根大学吹奏楽団

◆「幻想小曲集」より「飛翔」、「寓話」、「歌の終わり」
  作曲/R.シューマン  編曲/徳永崇(広島大学教育学研究科准教授)
  参考音源:演奏 島根大学吹奏楽団(島根大学吹奏楽団第56回定期演奏会 ライブ録音)

◆「水の都に雨が降る」 
  作曲/安来のおじ  編曲/河添達也・渡部学

◆「クリスマス・オラトリオ」 
  作曲/J.S.バッハ  編曲/丹羽菜月(愛知県立芸術大学作曲専攻卒業、桑原賞受賞。現在、同大学院博士前期課程1年在学)
  参考音源:演奏 松江バッハ・カンタータ・フェライン(松江バッハ・カンタータ・フェライン第5回記念演奏会 ライブ録音 第4~6部のみ)

シューマン作曲「幻想小曲集」  小編成吹奏楽曲への編曲版 
初演が終演致しました。

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 広島大学教育学研究科准教授の徳永崇先生にご協力いただき、R.シューマン作曲、「幻想小曲集」より「飛翔」、「寓話」、「歌の終わり」を、昨年度の事業として編曲いただいておりました(詳しくは下記〈小編成吹奏楽、小編成合唱曲への編曲〉をご覧ください)。そして、今年度12月20日(日)島根大学吹奏楽団第56回定期演奏会にて、編曲版の初演が行われ、初演に向けて徳永先生に直接ご指導をいただきました。また、演奏会中には、徳永先生にもステージへとお越しいただき、シューマンのピアノ作品を吹奏楽版へと編曲する際の意図や選曲における思い等をお聞かせいただきました。事業の目的としては、次の通りです。
「今回は、吹奏楽では体験する機会の少なかったピアノ作品からの編曲を試み、『作品そのものの魅力』に触れる機会を創出したいと考えました。この組み合わせ(ピアノ曲→吹奏楽曲)では極めて高度な編曲技術が必要ですが、広島大学の徳永崇先生に、その難事をお引き受けいただきました。先生は日本を代表する気鋭の作曲家であり、選曲もご自身によるものです。先生の特段のご尽力に対し、この場を借りて篤く御礼申し上げます/音楽教育連携推進室 室長 河添達也記(島根大学吹奏楽団第56回定期演奏会プログラムより一部抜粋)」今後は、近隣の学校等、学校現場での活用が期待されています。

◆徳永 崇(とくなが たかし)氏 プロフィール
1973年広島生まれ。広島大学大学院教育学研究科修了の後、東京芸術大学音楽学部別科作曲専修修了。ISCM World Music Days入選(2002/香港、2014/ブロツワフ)。武生作曲賞受賞(2005)。在籍する作曲家グループ「クロノイ・プロトイ」の第5回作品展が、サントリー芸術財団第9回「佐治敬三賞」受賞(2009)。近年は日本文化の古層にあるハイブリシティを創作活動に援用している。広島大学大学院教育学研究科准教授。

「オールしまねCOC+事業 しまね大交流会」 への出展

 島根大学主催で開催された「オールしまねCOC+事業 しまね大交流会」に音楽教育連携推進室が出展しました。この事業は、「島根県内の雇用創出や若者定着を目指して、島根県立大学・島根県立大学短期大学部・松江工業高等専門学校及び島根県との共催により実施したもの(島根大学HPより)」です。県内の企業や研究機関等の多くの団体が出展をし、分野の垣根を超えて情報交換や交流を行いました。音楽教育連携推進室も県内の福祉施設など様々な分野の方々との交流ができ、大変有意義な事業に参加させていただきました。出展にあたって、音楽教育連携推進室の看板等の資料作成を4回生の瀬川咲実さんと2回生の田中雅美さんが行い、音楽教育専攻・音楽教育連携推進室の活動紹介DVD作成を2回生の高橋国光くんが行いました。また、こちらの3名は、音楽教育連携推進室 副室長である藤井浩基教授、室付教員の大年と共に出展当日も事業に参加しました。(大年 記)

                ◆平成27年12月12日(土) ◆くにびきメッセ(松江市)

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J.S.Bach「クリスマス・オラトリオ」 オルガン2台伴奏版への編曲

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年度の文部科学省特別経費事業の一環である、多様な編成に対応可能な教材開発プログラムとして、丹羽菜月氏によるJ.S.Bach「クリスマス・オラトリオ」のオルガン2台伴奏版への編曲が実現しました。この事業の概要としては次の通りです。
「Bachのオラトリオは、純粋な合唱作品としても人類史上最高傑作の1つと考えられますが、特に管弦楽伴奏の特異な編成や難易度から地方での上演機会は殆どありません。そこで、管弦楽伴奏部分を2台の小型オルガンに振り分け、少人数でも演奏できる版の開発を試みたものです。/音楽教育連携推進室 室長 河添達也記(松江バッハ・カンタータ・フェライン第5回記念演奏会プログラムより一部抜粋)」
 丹羽さんは、愛知県立芸術大学博士課程前期に在学中の大学院生で、作曲界で大変有望な現代作曲家でいらっしゃいます。丹羽さんには、全6部から成る「クリスマス・オラトリオ」全ての編曲をお引き受けいただき、先月には松江バッハ・カンタータ・フェライン第5回記念演奏会において、第4~6部の編曲版の初演が終演いたしました(→演奏会についての詳細はこちら)。丹羽さんの編曲は大変好評で、新たな試みにご助力いただいたことに感謝しております。丹羽さんには、引き続き全編の編曲をお願いしており、編曲いただいた楽曲は、今後の様々な演奏活動における活用が期待されています。


丹羽菜月(にわ なつき)氏 プロフィール

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愛知県立芸術大学作曲専攻卒業、桑原賞受賞。現在、同大学院博士前期課程1年在学。作曲を小井洋明、久留智之の各氏に師事。学内における作曲作品演奏会にてフランス木管五重奏団Arte Comboによる新作初演、第47回愛知県立芸術大学定期演奏会、第46回卒業演奏会、2015年青山財団奨学生成果披露演奏会に出演。2013〜2015年度秋吉台の夏 セミナー&フェスティバル受講、2014年度武生国際音楽祭奨学生。2015年度公益法人青山財団奨学生。インド・ムンバイ「光の音符」におけるJICA草の根技術協力事業「スラムの子供達の自立力向上のための音楽指導者養成計画」に協力者として参加、2度の訪印。

H27年度 文部科学省特別経費事業 事業実施状況のご報告
(昨年度の報告一部あり)

平成25年度・26年度に引き続き、今年度も文部科学省特別経費 事業を進め、早くも後期終盤にさしかかってきました。ここで、HP上でこれまでにご報告をしたこと以外に、本プロジェクトの事業に関わることをご報告いたします(一部H26年度のもの含みます)。

◆楽器・楽譜補充(H27)◆

多様な編成への対応が可能な教員養成のための活動として、アンサンブルの楽譜の充実をはかり(表 参照)、アンサンブルの演奏法、指導法習得のための学習を行っています。学生たちは、この活動で学び得たことを、地域の子どもたちや、一般の活動団体等での指導で生かし、実践力を身に着けていきます。以下の表は、今年度補充した楽譜・楽器、それに対応する授業や活動名を挙げています。また、以下の楽譜、楽器の使用のもと進めた研究の成果発表として、学生が中心となり企画・運営を行う定期演奏会を行う予定です(4,5を除く)。
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◆楽器修理(H27 前期・後期)◆

山陰地域内外(島根県・鳥取県・大阪府)の専門的な企業によって数々の楽器の修理が完了しました。修理後の楽器は、その後小編成アンサンブルや、合奏の授業で活用しています。音がなりにくかった古い楽器も、修理後に試し吹きをした学生からは歓声があがるほどでした。


4月完了: ピッコロ(P.ハンミッヒ 650/4)
        ピッコロ(ヤマハ YPC-61)
        アルトフルート(ヤマハ YFL-A421)
5月完了: 5弦コントラバス
6月完了: テューバ
       ソプラノサックス
        バリトンサックス
9月完了: 弦楽器(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)弓替え、点検
11月完了: バリトンサックス 

◆音楽文化資源(追加書籍等)(H27)

「小学校音楽科 デジタル教科書」を購入しました。大学の講義、教育実習、附属小学校での授業において活用しています。

◆音楽文化資源のアーカイブ化(H27)
歴史ある特別音楽課程からの演奏会をはじめ、近年に至るまでの演奏会を、研究活動の記録としてオープンリールやDATで残してきました。それらを、貴重な音楽文化資源として地元企業に依頼しCD化し、保管する事業(ア―カイブ化)を進めています。同じく地元企業によって、レーザーディスクをDVD化にする事業はH26年度に終了しました。
   ・過去の演奏会(定期演奏会・卒業演奏会・練習録音)…DATやオープンリールをCD化
   ・特音時代からの豊富な音源…レコードをCD化

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◆音楽教育専攻の学習環境整備(H26~27)

昨年度から今年度にかけて、学生にとっては欠かせない学習の場であるアーカイブ室、メディアルームの環境を整える作業を行いました。様々な音楽を聴き音楽科教員を目指して教養を深める場として、教員採用試験前の学生の勉強の場として、学生同同士の学びを深める議論の場として、様々な場面で活用される部屋となり、資質の高い教員の養成につながる場となっています。

◎メディアルーム◎
 貴重なアーカイブとしてレーザーディスクをDVD化(写真①)し、今まで見ることが困難だった映像に触れることができようになりました。また、新たに机やパソコンを設置し学生がいつでも学習できるようになっています。豊富なCDや映像を整理し(写真②)、気軽に視聴できるようになりました(写真③)。地域に根付き、指導者として社会に出ていくために、様々な資料に触れ、学びを取り入れる場となっています。
IMG_1434.JPG写真①  IMG_1431.JPG写真②

IMG_1472.JPG写真③  IMG_1476.JPG 写真④

IMG_1435.JPG写真⑤


◎アーカイブ室◎
部屋を整理する棚やPC、学習のための机を設置したことで、学生が集中して学習できる環境となり、多くの学生が積極的に利用しています。
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『しまね映画塾2014 in 宍道』の映像データ(DVD)を活用した
創作の授業展開・公開授業

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 「『しまね映画塾2014 in宍道』映像データ~音楽づくり・創作・鑑賞・メディアリテラシーの学習に」という映像データ(DVD)は、平成26年度文化庁地域発・文化芸術創造発信イニシアチブ(大学を活用した地域文化振興事業)における、松江市・松江市教育委員会・国立大学法人島根大学・島根県民会館連携事業として制作されました。
 このDVDは、「しまね映画塾」で制作された映像に、BGMがついた映像とアビット版(BGM無し)の映像の2つのパターンが収録されています。本学の大学院2回生(H26当時)の森本菜奈視さん、大学3回生(H26当時)の白築奈々さんがBGMを作曲した映像が、このDVDにも収録されています。また、本学教育学研究科大学院1回生(H26当時)の安井里穂さんが、同研究科学校教育実践研究のテーマとして、この映像データを活用した教育実践を試行しました。このDVDは、既に松江市内の小中学校に配布されており、音楽科の「音楽づくり・創作・鑑賞」の授業での活用が期待されています。
 そしてこの度、島根大学教育学部附属中学校音楽科の小村聡教諭によって、中学校2年生を対象とした創作の授業が展開され、公開授業が行われました。映像の主人公の気持ちを想像し、音を紡ぎだす難しさ、楽しさ、様々なことを感じながら試行錯誤する生徒の皆さんの様子が印象的でした。また、日本海テレビより、この授業に関する取材を受け、7月1日のニュースで放映されました。この授業の共同研究者として、河添達也教授もテレビ取材を受けております。

◆年月日:平成27年6月26日(金)…公開授業
◆場所  :島根大学教育学部附属中学校 パソコンルーム
◆授業者:島根大学教育学部附属中学校 音楽科 小村聡教諭
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*このDVDを活用した授業展開をされる音楽科の先生方には、音楽教育連携推進室までご一報いただけますと大変嬉しく思います。

小編成吹奏楽、小編成合唱曲への編曲

以下の4作品を小編成吹奏楽、小編成合唱曲用へと編曲しました。

◆行進曲「威風堂々」 第一番~フレキシブル編成吹奏楽のための~
  作曲/E.エルガー  編曲/渡部学
 この作品は、文部科学省特別経費「山陰の音楽文化資源活用による資質の高い教員養成プログラム開発 -少子化への対応と地域のソーシャル・キャピタルにつなぐ- 」事業の一環として、編曲されたものです。
 10人程度の小編成から100人超の大編成までフレキシブルに対応でき、経験年数の浅い中学生低学年でも対応できる技術難易度を想定して、編曲されています。
 2014年2月11日に行われた「日野高等学校ミュージック・ワークショップ」(主催:鳥取県立日野高等学校,共催:島根大学教育学部音楽教育連携推進室)に参加した、鳥取県西部14校の中・高合同バンドで試演され、各校顧問の先生方の修正案を受けて再編集し、完成したものです。
島根県・鳥取県内の希望校には、無料配布いたします。

◆「七つの子の主題による変奏曲」  編集再構成/河添達也
  (山口県 小郡中学校吹奏楽部委嘱作品)
 鳥取県立日野高等学校と島根大学音楽教育連携推進室の共催で実施された「平成26年度日野高等学校ミュージックワークショップ・吹奏楽講座」の合奏課題曲として再構成されたもので、小編成吹奏楽オリジナル作品として、講習会参加校に配布されました。


◆「幻想小曲集」より「飛翔」、「寓話」、「歌の終わり」
  作曲/R.シューマン  編曲/徳永崇(広島大学教育学研究科准教授)
  この作品は、文科省特別経費プロジェクトである「山陰の音楽文化資源活用による資質の高い教員養成プログラム開発-少子化への対応と地域のソーシャル・キャピタルにつなぐ-」の一環として、プロジェクトに掲げる、小編成吹奏楽のための質の高いレパートリー開拓を目的として編曲されたものです。
 この作品は、平成27年度内に島根大学吹奏楽団によって試演・公演される予定で、編曲者を交えて改編を行ったのちに、近隣の学校へ無料配布する予定です。
 なお、本編曲に関しては大学間連携(コンサーシアム)構想の一端としての機能も担っており、広島大学教育学研究科准教授・徳永崇氏の協力のもと、完成された作品です。

◆「水の都に雨が降る」 
  作曲/安来のおじ     編曲/河添達也・渡部学
 この作品は、平成25年度文化庁事業「音楽はバリアフリーだ!コンサート」で使用するため、オーケストラ伴奏と弾き語り用に編曲したものを、オーケストラ伴奏と小編成合唱用に再編曲したものです。

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古代出雲文化フォーラムⅡ~古代出雲文化と現代の製鉄へつながる“たたら”へのいざない~

島根大学の幅広い学術研究成果等を発信し、本学の知名度・存在感の向上を図るとともに、島根地域への誘客に繋げるため、「古代出雲文化フォーラムⅡ ~古代出雲文化と現代の製鉄へつながる"たたら"へのいざない~」を広島において開催しました。
その式典の中で、小坂達也指揮 音楽教育専攻生の演奏により、H25年度戦略的経費新規購入楽器を含めた管楽器アンサンブルを披露しました。
◆日時:平成26年3月9日(日)13:00~16:00
◆場所:広島国際会議場 国際会議ホール「ヒマワリ」(広島市中区中島町1番5号(広島平和公園内)) 
◆定員:600名
主催:島根大学
共催:島根県、島根県教育委員会、松江市、出雲市、雲南市、安来市、奥出雲町、飯南町、邑南町
後援:文化庁、鉄の道文化圏推進協議会、株式会社山陰中央新報社、中国新聞社、山陰中央テレビ、BSS山陰放送、日本海テレビ、株式会社山陰合同銀行(順不同)

開室式

2013年12月6日(金),教育学部合唱合奏室で,「島根大学教育学部音楽教育連携推進室」の開室式を挙行しました。16:00からの開室式は,音楽教育専攻2回生(声楽)で,有福神楽(浜田市)に幼少時から親しんできた深野敦史君による神楽笛演奏で幕を開けました。そして,秋重幸邦教育学部長の挨拶,河添達也同室室長の開室宣言と続き,ご来賓の皆様より祝辞を賜りました。さらに,事業概要,そしてこの事業で購入した楽器を含む金管楽器アンサンブルで,デュカス作曲《ラ・ペリ》より「ファンファーレ」の演奏(指揮:小坂達也講師,演奏:金管楽器専科生)を披露しました。最後に,集った音楽教育専攻の学部生・院生70名全員で「大地讃頌」を合唱し,同室の出発を華やかに祝いました。
17:00からは,来賓のおひとりとしてお迎えした,文部科学省教科調査官(音楽)津田正之氏より,「これからの音楽科と教員養成―課題と展望―」と題して,記念講演をいただきました。
地方の国立大学の教員養成学部において,このような地域連携を軸とした規模の大きな音楽・音楽教育のプロジェクトはきわめて稀で,全国的にも注目されています。
会場では,開室式にあわせて,(公財)鳥取童謡おもちゃ館「わらべ館」(鳥取市)との共催で「音楽教育者・田村虎蔵移動企画展」(パネル展示)を開催し,ご来賓や関係者の方々も興味深く見学されました。

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オープニング:神楽笛演奏

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秋重幸邦・教育学部長挨拶

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音楽教育連携推進室看板披露(河添達也)

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文科省教科調査官・津田正之様 来賓祝辞

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島根県民会館館長・西尾俊也様 来賓祝辞

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島根大学・肥後功一理事 祝辞

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金管アンサンブル演奏(指揮:小坂達也)

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事業概要説明(藤井浩基)

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全員合唱《大地讃頌》

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平成25年12月17日 『朝日新聞』(島根版)掲載

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『広報しまだい』Vol.19 (2014年1月発行,p.15)

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島根県立古代出雲歴史博物館企画展「石見神楽」見学

◆年月日:平成25年8月23日

◆場所 :島根県立古代出雲歴史博物館

音楽教育主専攻・副専攻の3回生15名が,島根県立古代出雲歴史博物館の企画展「石見神楽」を見学しました。本事業の一環で,石見神楽に関する貴重な資料を直接見ることで,郷土の伝統音楽への理解を深め,音楽教育の教材研究や授業実践に役立てることを目的としたものです。
 当日は大学のバスで博物館に出かけ,まず,主任学芸員の藤原宏夫氏から,神楽の基本的な概要や石見神楽の特色についてレクチャーを受けました。その後,藤原氏の解説付きで,展示を見て回りました。石見神楽研究の第一線で活躍中の藤原氏は,島根大学大学院教育学研究科の修了生で,音楽教育への視点もまじえながら,後輩に対して懇切丁寧にご説明くださいました。
 参加した学生の感想を紹介します。(藤井浩基記)

 石見神楽といえば怖い顔の面を思い浮かべてしまうのですが,面の表情は地域によって異なり,それぞれのかたちで工夫され,発展してきたことが強く印象に残りました。石見神楽の奥深さを知ることができ,日本そして郷土の伝統芸能を大切にしていこうという気持ちが高まりました。(3回生 和田咲良)

出雲市立国富小学校 オリジナルソング作曲

11月に行われる学習発表会で,6年生が歌うオリジナルソングの作曲依頼が,大学院1年生の森本菜奈視さんにありました。
 6年生は,総合的な学習の時間で平和学習に取り組んでおり,学習発表会ではそこで学んだことを劇で発表します。その劇の最後で歌う曲を作ってほしいとの依頼で,歌詞は6年生がオリジナルでつくり,それに合わせて森本さんが曲をつくっていきました。

◆年月日:平成25年6月~11月10日

◆場所 :出雲市立国富小学校

~作曲をしてみて~
 今までに短い旋律や伴奏などは何度か作曲したことがありましたが,今回のように,曲を一から作ることは初めてだったため,小学校側の要望や児童たちの歌詞のイメージに応えられるような曲をつくれるかどうか不安でした。メロディーも何度も練り直し,なるべく歌詞のリズムや抑揚,意味と合うよう作曲していきました。曲が完成した瞬間や,児童が歌っている姿,また多くの人々が聴いている姿を見たときは,達成感と深い感動に包まれました。自分のつくった曲が他者に演奏され,広まっていくことの素晴らしさを,直に体感することができた瞬間でした。
 しかし,作曲にはかなりの時間がかかり,完成したのも学習発表会の直前だったため,児童たちがその曲になじんだり,練習したりする時間が十分に確保できなかったように感じます。また,跳躍が多かったり,音程が取りづらかったりと,伴奏も含め,演奏しにくい箇所がいくつかありました。これは,実際に児童が歌っている姿を見て気付いたことなので,作曲する段階から演奏者の立場や実態を配慮することが重要になってくるのだと感じました。
 今回の経験を活かし,今後も多くのオリジナルソングを作曲して,学校や地域と密に繋がっていきたいと思います。 (大学院1年 森本菜奈視記)