山陰地方に息づく豊かな音楽文化資源を活用し、新たな音楽教育の内容や方法を構築する。島根大学教育学部 音楽連携推進室のサイトへようこそ。

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地域密接型教育学部のミッションと音楽教育連携推進                   教育学部長 小川 巌 

ongakurenkei-33.jpg 平成25年12月に文部科学省がHPにおいて,全国の教員養成系学部のミッションを全国民に公表しました。島根大学教育学部は,地域が必要とする教員養成を地域と協働して行うことを明文化しました。
 昨年の出雲大社の「平成の大遷宮」によって,島根県が全国的にも注目されています。これは,あらためて島根の地に暮らす我々自身が,島根の日本における独自性などを再認識・再評価する機会となりました。嬉しいことに多くの若者も島根について考えはじめています。
 地域密着型の教育学部として何ができるか,何をすべきかなど,島根において果たすべき我々の学部の役割について,再認識し再定義し,そして地域と協働して実践する,まさにその時に来ています。
 ご承知のように,島根県の合唱や吹奏楽は全国有数の水準です。本学に設置されていた特別教科(音楽)教員養成課程(特音課程)の存在があったことが手前味噌ながら,一つの要因としてあると我々は認識しています。競争率が高いなかで,文部科学省の特別経費を受託できたことは,単なる付け焼き刃的な思いつきではない,しっかりしたこれまでの実績に基づいたものであったからこそと考えます。
 特音課程の音楽教育・音楽教員養成文化を継承してきている現学部の「芸術表現教育講座(音楽教育)」の研究室を基盤として,今回の「音楽教育連携推進室」が開室されたことは,学部長として大変感慨深いものがあります。と同時に,上記した今の時代と今の島根,そして未来の島根にとって必要な使命を,持続的・発展的に遂行していくという,大きな責任を担っていくことに身の引き締まる思いです。
 地域の皆様とのこれまでにも増した絆(ソーシャル・キャピタル)が結ばれることを祈念します。ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

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音楽教育連携推進室について                           音楽教育連携推進室長  河添 達也

島根大学は,平成25年度から文部科学省特別経費を受託して,資質の高い音楽科教員養成プロジェクトを実施します。その目的は,山陰地方に息づく豊かな音楽文化資源を活用し,新たな音楽教育の内容や方法を構築することです。
 脈々と受け継がれてきた地域の伝統文化は,近年の急速な少子高齢化によって,その継承・発展が困難になりつつあります。学校教育における合唱や吹奏楽なども,以前に比して少人数活動への対応が求められています。山陰地方では少子高齢化は進む一方ですので,このままでは地域の豊かな音楽文化資源を失うことにもなりかねません。そこで,現状をきちんと認識し,地域の音楽文化資源を有用に活用できる音楽科教員の養成が必要だと私たちは考えるのです。学校教育現場を核として地域文化の継承と発展を推進し,そのことが,失われつつある地域の「絆(ソーシャル・キャピタル)」を,今一度構築し直すきっかけとなるのではないか,と考えます。これらの活動やネットワーク作りを担う実働センターが,島根大学教育学部音楽教育専攻に併設する「音楽教育連携推進室」です。
 中国地方における音楽教育の拠点として本学に設置されていた特別教科(音楽)教員養成課程(略称「特音課程」,1954~1999)の,専門性の高いカリキュラムと教育内容を維持しつつ,地域の諸機関と連携する島根大学の新たなミッションがスタートします。皆様方のご協力とご支援をお願い申し上げます。