島大GP2011



平成23年度教育改革推進事業《島大GP》に採択

地域連携で拓く島大音楽教育の確かな学び
-入学から卒業までを見通したカリキュラム・ポリシーの質的充実と遂行-


 音楽教育専攻では,今年度のプロジェクトとして「地-入学から卒業までを見通したカリキュラム・ポリシーの質的充実と遂行-」を立ち上げました。平成23年度島根大学教育改革推進事業(島大GP)に採択され,現在,実施しています。
 これは,当専攻の特色あるカリキュラムが,学生の学びで全うされ,入学から卒業までの見通しのなかで質的な充実が図られるよう,地域連携を支えとしながら,総合的な手立てを講じるものです。

 当専攻は,これまで,合唱や吹奏楽など全国有数の高さを誇る島根県の音楽教育水準を牽引してきました。地域の期待も大きく,資質の高い音楽教員養成をめざし,特色あるカリキュラムと多様な地域貢献・社会連携活動等で応えています。特に,2011年2月に教育学部と連携協定を締結した(財)島根県文化振興財団や,まつえ市民大学との共催事業を実施するなど,地域の諸機関との連携を深めています。

このプロジェクトは,次の3つの取り組みを中心に進めています。

1. 入学前教育と初年次教育の改善,充実
 これまで入学手続き者に対して,自主学習を促す文書や音楽理論の模擬問題を送付するなどの入学前教育を行なってきました。入学後も,学生の力に応じて補講を行なっています。このような取り組みを検証し,さらなる組織的かつ計画的な入学前教育と初年次教育の在り方について検討しています。

2. 学生の学びの質的充実と音楽表現意欲の満足度向上をめざして
  -カリキュラム遂行上のソフト面の問題-
◆現在,学部生の1学年の定員は16名です。学生の専門とする音楽の分野はそれぞれ異なりますので,偏りが生じることもあります。たとえば,合奏Ⅰ(オーケストラ)では,年ごとにパートを構成する学生数が異なり,なかには演奏者が不足するパートも出てきます。演奏会等では,その都度,卒業生や地域の方に応援をお願いしています。こうした問題を少しでも解消するために,近隣に在住し,音楽活動を行なう卒業生(プロを含む)や演奏家に声をかけ「演奏支援ネットワーク」(仮称)を立ち上げました。レパートリーに応じて,効率的に演奏支援を依頼できる体制を整備しつつあります。
◆協奏曲や室内楽曲,声楽曲等で,ピアノ伴奏の難易度の高いレパートリーについては,学生相互で伴奏しあうことが難しい場合があります。そこで,近隣の卒業生を中心に,「コレペティトゥア」(稽古ピアニスト)をお願いし,授業や試験等の演奏補助を行っていただくことにしました。

3. 資質の高い音楽教員を送り出すために
 地方での音楽教員採用枠は依然として少ないなかで,音楽教育専攻では,毎年,地道に音楽教員を送り出し,そのための努力も重ねています。学生の教職に対するモチベーションの喚起と保持,そして,音楽という特色を生かした総合的なキャリアプランニングが必要です。そこで,卒業生を中心に,すばらしい音楽教育活動を行なっておられる現職の先生をお迎えし,学生むけにレクチャーをしていただくなどの取り組みを行っています。

島大GPによる学修

【演奏支援ネットワーク】島根大学管弦楽団第57回定期演奏会に参加して:高田明日香さん(ヴァイオリン)

オーケストラ定期(1st Vn) 高田明日香.jpg[演奏支援ネットワーク] 2012.3.30LinkIcon

島根県教育センター浜田教育センター指導主事 兼 企画幹・石田浩一先生の講演会

島大GP 石田浩一先生講演(1) 2012.2.28.jpg[トピックス] 2012.3.02LinkIcon

コレペティトゥアによる演奏支援でレパートリーを開拓

コレペティ(吉松さん).JPG[トピックス] 2012.1.31LinkIcon

広島交響楽団首席ファゴット奏者・徳久英樹先生による特別レッスン

徳久英樹先生によるファゴットの特別レッスン.JPG[トピックス] 2012.1.05LinkIcon