専攻の特色



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音楽教育専攻の理念と教育目標

 ある病気をしたときに、鎮痛剤などの対症療法を施すだけでは、その病気の根本的な治癒にはならないのと同じように、いくら現代社会で頻発する教育的課題の対処法を考案したとしても、それだけでは問題の根本的な解決にはつながりません。
 私たちは、様々な現代的教育課題の根底に、感受性の鈍化による「人間性の喪失」があると考え、音楽教育を通して、その失われつつある「人間らしい繊細で豊かな感性」を取り戻していきたいと考えています。学校教育における「音楽科」の存在意義もそこにあると考えます。
 音楽教育専攻では、音楽の実技にかなりのウェイトを置き、音楽教員として不可欠な音楽的技量と知識を習得するカリキュラムを組んでいます。そのような専門性の追求が、上述した「感性の錬磨」に強く結びついていくのだと、私たちはとらえているからです。
 教育学部では、1つ1つの授業がどのように統合されて「教師力」を高めていくのか、その全体像を見渡せる「目標参照シート」や「専攻プロファイル」というアイテムが作られています。音楽教育専攻でも、そのようなガイドラインに基づいて、学生の皆さんが常に目標を見失わず、有意義に日々の学習を深め、人間らしい感性を備えた「プロフェッショナルな音楽科教員」として羽ばたいてゆけるよう、支援していきたいと考えています。

学部正面(中).jpg現在の教育学部棟正面玄関

専攻の沿革

 1949年(昭和24)の島根大学開学以来,本専攻では,わが国を代表する数多くの音楽科教員や音楽家を輩出しています。特に1954年(昭和29)に特別教科(音楽)教員養成課程(通称:特音課程)が設置されてからは,中国地方における音楽科教員養成の中心的な役割を果たしてきました。1959年(昭和34)には教育専攻科を設置。1991年(平成3)には,大学院教育学研究科(修士課程)が設置されました。

  1996年(平成8)の学部改組で,特音課程は学校教育課程及び生涯学習課程へと移行しますが,その後も音楽実技を重視した特音型カリキュラムは一貫して保持されています。2004年(平成16)の国立大学法人化に伴い,教育学部は学校教員養成に特化した学部となり,本専攻は学校教育課程Ⅱ類・音楽教育専攻として現在に至っています。

 2014年度は,学部生66名,大学院生11名が研究と学修活動に精励しています。  

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音楽教育専攻のカリキュラム編成および実施の方針についてはこちらをごらんください。

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音楽教育専攻の専門教育科目(専攻専門科目)を掲載しています。

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音楽教育専攻で取得できる教員免許についてはこちらをごらんください。

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