島根大学

生物資源科学部附属生物資源教育研究センター
農業生産科学部門


島根大学生物資源科学部生物資源教育研究センター・本庄総合農場では、昭和38年(1963年)の農場建設時より、教育研究に相応しい環境作りを目指し、サクラの植栽を開始しました。

それから半世紀が経過し、現在は、約140品種、約500本のサクラを保存管理するまでに発展しました。

その間、松江市と協力しながら、昭和50年(1975年)から毎春松江市役所でサクラの展示予約会を開催し、市民の方からの注文をいただいて、30年の間に16,000本あまりの苗木を生産、供給してきました。
現在も、展示会用の切り花と、苗木生産に必要な接ぎ木用の穂木を提供しています。

また、市民の方々の憩いの場として、平成3年(1991年)から毎年4月中旬のサクラの見ごろの時期に「春の農場一日開放日」の名称で農場を一般に開放しています。

これらのサクラを植物遺伝資源として保存維持するにとどまらず、実習および学生研究の材料としても利用する中で、サクラに関する知識や栽培技術の取得、研究者育成を目指します。


 春の農場一日開放日


 松江市役所内で開催されたサクラ展示予約会


 農場実習


 昭和42(1967)年に作成されたサクラ植栽図



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