散布図の書き方

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1.x軸(横軸)には原因となる変量を,y軸(縦軸)には結果となる変量をふつうとります.
 下の例の場合,サツマイモの収量は窒素施肥量に反応して決まると考えられますから,左のグラフのように窒素施肥量を横軸に取るのがふつうです.回帰分析の場合に相当します.
 下の例では,1月の平均気温と7月の平均気温ではどちらが原因で,どちらが結果という因果関係があるわけではないので,どちらを横軸にとってもかまいません.相関分析の場合に相当します.
2.できるだけ点が図全体にばらつくように軸の上下限を決めます.そうしないと全体の傾向がよくわかりません.
下の例では左のグラフだと両変数間に正の相関関係があることがわかりますが,右のグラフだとあまりどんな関係があるのかがわかりません.