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犬の体重の確率分布が例えば下のような図で表されるとしましょう。このとき、犬の体重の平均は25kg、分布は左右対称なので、平均より重い犬も、軽い犬も同数います。さらに体重が40kg以上の犬は10％おり、体重が25〜40kgの犬は40％います。しかし、体重がちょうど25kgとか40kgの犬はいません。連続分布の場合、一つだけの値を示してもその確率は0であり、確率変数の範囲を示し、その範囲に相当する分布の面積が、その範囲の確率変数を取る確率となります。