無作為に実験を配置する方法
1.フィッシャーの三原則から実験の各水準にどの材料なり試験区なりを当てるかは無作為に行わなければなりません。
  農学では水準の数や材料はそんなに多くないので、さいころを振ったり、トランプを引いたりしても実験を配置できます。
例:3種類のトマト(A、B、C)を栽培試験するのに、3ブロック用意した。
さいころを振る方法
 さいころを振って、1あるいは2が出たらA、3あるいは4が出たらB、5あるいは6が出たらCを割り当てます。一度割り当てた品種が再び出たら、さいころを振り直します。
トランプを引く方法
 スペードが出たらA、ハートならBというように決めて、トランプをよく切って、一枚引きます。引いたら、元に戻して、再びよく切って、一枚引きます。この操作を繰り返します。この場合も、同じ品種が出たら、もう一度やり直します。
数が多くなれば、エクセルの乱数関数を使えば、簡単に無作為な配置ができます。aからbの間の任意の整数がほしいときはrandbetween(a,b)とするとエクセルで無作為に整数を出現させることができます。
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