農業生産学科基礎セミナーのシラバス(かならず自分の受講する科目のシラバスを読もう)

科目分類 専門教育科目
単位数 1
履修年次 1~4年
授業科目・題目 農業生産学科基礎セミナー
開講学期 前期
授業科目・題目 Introductory seminar
曜日・時限 金(5,6限)
選択/必修 必修(編入生も取る必要がある)
主担当教員 小林和広
履修資格 1年

授業形態 演習

授業の目的
以下のような農業生産学科で4年間学ぶ上で必要なスキルを身につけることを目的とする.
アカデミックスキル
  1)授業を聞いて,ノートをとり,教員へ分からないところを質問する技術
  2)専門書を読む技術 目次,索引の利用,知りたいところへ素早くたどり着く読み方
  3)文章を書く技術 観察記録,専門的な文章の要約
  4)データの説明 グラフや表を他人に説明するプレゼンテーション技術
スチューデントスキル
  1)グループで農作業計画を立案する計画性および協調性の涵養
  2)グループで作った農作業計画にしたがって,作業を行う運用力
  3)スケジュール管理
  4)将来の進路設計

科目の達成目標(達成度)
1)農業生産学科で学ぶ意義を見つけ,卒業まで継続的に意欲を持ち続ける動機づけを行う.
2)将来の進路まで見据えたスケジュール管理を身につける.大学院進学や就職への意識を植え付ける.
3)ノートをとる,質問する,議論する,調査するなどを実際に行う.
4)農業で必要な集団行動,リーダーシップを身につける.

授業内容
学外での見学,実習を含むために一部,定期開講日とは異なる日時に開講します.
1.農業生産学科で何を学びたいか?教員側は何を期待するか?
2.スケジュール管理と日誌の作成 その1
3.スケジュール管理と日誌の作成 その2・フィールド調査
4,5.農作業と安全,田植え(土曜日に半日で行います)
6.農作業計画
7.グループでの農作業
8.授業の聞き方
9.専門書を読む
10.文章を書く その1 観察記録をつける
11.文章を書く その2 要約をする.
12.データを説明する,データを利用して意見を述べる
13.将来の進路を考える,就職,大学院,今から何をしたらよいだろうか?
14,15. 農家などの見学(1日で行い,2時間分とします)

授業の進め方
各回のテーマによって授業の進め方はかなり違います.いずれにせよ,この授業は自分で考えて,積極的に参加しないと得るものが少なくなります.

授業キーワード 初年次教育,プレゼンテーション,グループ活動,学習スキル

テキスト
 農業生産学科の教員が作ったテキストを配布します.
 8.~12.は「大学基礎講座 改増版—充実した大学生活をおくるために—」 藤田哲也編著,北大路書房,2006,ISBN978-4-7628-2484-5をテキストとします.

参考文献
必要があれば授業中に紹介します.

その他授業資料等
 必要な場合にプリントを配布します.

成績評価の方法
出席,授業への積極的参加(発表,質問など),レポートを総合的に判断して,毎回,10点で評価します.15回の授業の合計150点を100点に換算し評価します,100-90点:秀,89-80:優,79-70点を良,69-60点を可とし,60点以上を合格とします.

履修上の指導
とくにありません.

オフィスアワー
個別に各教員にオフィスアワーの時間帯を聞いてください.
なお授業主担当教員 小林和広のオフィスアワーは水曜日1,2校時です.

その他
主担当教員 小林和広のメールアドレスはkobayasi@life.shimane-u.ac.jpです.


農業生産学科基礎セミナーの日程(案)

4月10日 1.農業生産学科で何を学びたいか?教員側は何を期待するか?
4月17日 2.スケジュール管理と日誌の作成 その1
4月24日 3.スケジュール管理と日誌の作成 その2
5月8,15日 休講し,以下の2つを5月16日に行う.
5月16日 4,5.農作業と安全,田植え
5月22日 6.農作業計画
5月29日 7.グループでの農作業
6月5日 8.授業の聞き方
6月12日 9.専門書を読む
6月19日 10.文章を書く その1 観察記録をつける
6月26日 11.文章を書く その2 要約をする.
7月3日 12.データを説明する,データを利用して意見を述べる
7月10日 13.将来の進路を考える,就職,大学院,今から何をしたらよいだろうか?
7月17,31日 休講,以下の2つを別の日に行う.
8月上旬の平日 14,15. 農家などの見学

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