生物統計学第8回宿題のヒント

番号 50m走(秒)
1 8.31
2 11.30
3 9.04
4 11.90
5 8.99
6 8.20
7 10.45
8 8.60
9 8.40
10 8.31
11 8.12
12 7.50
13 7.31
14 8.86
15 8.90
問1.右のデータはA小学校の男子生徒の50m走(単位:秒)の記録です.このデータに関する以下の設問に答えましょう.
(1) この場合の帰無仮説と対立仮説を述べましょう.

(2) 以下の(      )に適切な数字(小数第4位を四捨五入し,小数第3位まで)を入れ,{      }内のことばから適切なことばを選びましょう.

この場合のp-値は( A )となる.有意水準を1%に設定した場合,帰無仮説は棄却( B: される ・ されない ).したがって,2つの村のウメの着実数は( C: 同じである  ・ 異なる ・ 同じとはいえない ・ 異なるとはいえない)と結論できます.
(1) 95%信頼区間をつけて,母平均を区間推定しましょう.
問3.A君とB君はどちらが自転車で速く移動できるかを競いました.10台の自転車をそれぞれ1回ずつ使って,ある一定距離の移動時間を測定したところ右のようになりました.両者の自転車移動時間に5%の有意水準で差があるかを検定しましょう.
問2.右のデータはA村とB村それぞれからウメの木を無作為に12本選んで,実の着いた数を数えたデータです.2つの村のウメの着実数の母平均には差があるのかを1%の有意水準で検定しましょう.
t分布に基づく区間推定の仕方
自転車
番号
移動時間(分)
A君 B君
1 124 135
2 109 105
3 145 155
4 120 120
5 139 140
6 115 121
7 98 108
8 127 123
9 104 109
10 112 118
(2) 50m走の平均が8秒であるかを検定したい.この場合の帰無仮説と対立仮説を述べましょう.

 ヒントはつけません.統計的検定をする場合には最初にかならず帰無仮説を設定し,帰無仮説が棄却されたときに採用する対立仮説を立てる習慣をつけましょう.
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対応のあるデータのときのt検定(エクセル分析ツールによる検定方法)
対応のないデータのときのt検定(エクセル分析ツールによる検定方法)
A村 B村
125 124
73 131
143 114
87 108
68 102
153 156
67 137
90 78
58 136
76 98
78 142
34 138
(3) 以下の(      )に適切な数字(小数第4位を四捨五入し,小数第3位まで)を入れ,{      }内のことばから適切なことばを選びましょう.

この場合のp-値は( A )となる.有意水準を5%に設定した場合,帰無仮説は棄却( B: される ・ されない ).したがって,この小学校の男子生徒の50m走のタイムの母平均は( C: 8秒である  ・ 8秒でない ・ 8秒であるとはいえない ・ 8秒でないとはいえない)となります.
ある決まった平均に関するt検定(エクセルによる計算方法)